此(こ)の娑婆世界(しゃばせかい)にして きじ(雉)となりし時は たか(鷹)につか(捕)まれ、ねずみとなりし時は ねこ(猫)に く(喰)らはれき。或(あるい)は め(妻)に、こ(子)に、かたき(敵)に身を失ひし事 大地微塵(みじん)より多し。法華経の御ため(為)には一度(ひとたび)も失ふことなし。
(平成新編1059~1060・御書全集0913・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1578・昭和定本[2]0966)
[建治02(1276)年"建治01(1275)年"(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]