又(また)南無一乗妙典と唱へさせ給(たま)ふ事、是(これ)同じ事には侍(はべ)れども、天親菩薩(てんじんぼさつ)・天台大師 等の唱へさせ給ひ候(そうら)ひしが如(ごと)く、只(ただ)南無妙法蓮華経と唱へさせ給ふべきか。是 子細(しさい)ありて か(是)くの如くは申し候(そうろう)なり。穴賢(あなかしこ)穴賢。
(平成新編0305・御書全集1203・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0476・昭和定本[1]0293)
[文永01(1264)年04月17日(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]