『日女御前御返事(品々供養事)』(佐後)[真跡(断片)] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

罰(ばち)に四(よっつ)あり。総罰・別罰・冥罰(みょうばち)・顕罰なり。聖人(しょうにん)をあだめば総罰一国にわたる。又 四天下、又 六欲・四禅にわたる。賢人をあだめば但(ただ)敵人 等なり。今 日本国の疫病(やくびょう)は総罰なり。定(さだ)んで聖人の国にあるをあだむか。山は玉(ぎょく)を いだけば草木(そうもく)か(枯)れず。国に聖人あれば其(そ)の国やぶれず。山の草木のか(枯)れぬは玉のある故(ゆえ)とも愚者は し(知)らず。国のやぶるゝは聖人をあだむ故とも愚人は弁(わきま)へざるか。
(平成新編1232~1233・御書全集1248・正宗聖典----・昭和新定[2]1835・昭和定本[2]1513)
[弘安01(1278)年06月25日(佐後)]
[真跡・千葉本壽寺外五ヶ所(10%未満現存)]
[※sasameyuki※]