一 諸鬼神等 揚声大叫(しょきじんとう ようしょうだいきょう)の事
仰(おお)せに云(い)はく、諸鬼神等と云ふは、親類部類 等を鬼神と云ふなり。我等(われら)衆生 死したる時、妻子眷属(さいし けんぞく)等あつまりて悲歎(ひたん)するを揚声大叫とは云ふなり。文句(もんぐ)の五に云はく「諸鬼神等より下 第四に一行半は、被焼(ひしょう)の相を明(あ)かす。或(あるい)は云はく、親属を鬼神と為(な)し、哭泣(こくきゅう)を揚声と為す」と。
(平成新編1834・御書全集0821・正宗聖典----・昭和新定[3]2894・昭和定本[3]2562)
[弘安01(1278)年03月19日~弘安03(1280)年05月28日(佐後)]
[古写本・京都要法寺、戸田妙顕寺]
[※sasameyuki※]