先世に三宝(さんぼう)の御前にして此(こ)の戒[細雪注、五戒のこと。不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒の五つの戒]を受けし時、天には日月(にちがつ)・衆星・二十八宿・七星・九曜(くよう)・五星、地には五つの地神・七鬼神・十二神・三十六禽(きん)、又(また)梵天(ぼんてん)・帝釈(たいしゃく)・四大天王(しだいてんのう)・五道の冥官(みょうかん)等、此の五戒を受くる人を護(まも)らんと誓(ちか)ひ給(たま)ひき。
(平成新編0012・御書全集ーーーー・正宗聖典----・昭和新定[1]0016・昭和定本[3]1935)
[寛元01(1243)年(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]