問うて曰(いわ)く、無量義経の後に何(いず)れの経を説きたま(給)ふや。答へて曰く、法華経を説きたまふなり。問うて曰く、何を以(もっ)て之(これ)を知るや。答へて曰く、法華経の序品に云(い)はく「諸(もろもろ)の菩薩の為に大乗経の無量義・教菩薩法・仏所護念と名づくるを説きたまふ。仏 此(こ)の経を説き已(お)はって結跏趺坐(けっかふざ)し無量義処三昧(むりょうぎしょざんまい)に入(い)りたまふ」と。
(平成新編0121・御書全集0039・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0237・昭和定本[1]0092~0093)
[正元01(1259)年(佐前)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]