去る文永免許の日、爾前迹門(にぜん しゃくもん)の謗法を対治(たいじ)し、本門の正義(しょうぎ)を立てらるれば、不日に豊年ならむと申せしかば、聞く人毎(ごと)に舌を振るひ耳を塞(ふさ)ぐ。其(そ)の時 方人(かたうど)一人(いちにん)も無く、唯我([日蓮正宗聖典]上行)日蓮 与我([日蓮正宗聖典]無辺行)日興 計(ばか)りなり。
(平成新編1684・御書全集0876~0877・正宗聖典0351・昭和新定[3]2697・昭和定本[-]----)
[弘安05(1282)年10月11日(佐後)]
[古写本・日時筆 富士大石寺]
[秘・本門立行の血脈之を注す]
[※sasameyuki※]