産婦人科外来で多い相談として、生理痛も上位に入ります。



生理痛の原因は様々ですが、20代は特に実感がないのに子宮が収縮しすぎてしまう機能性、30代以降は子宮内膜症などの病気が存在する器質性のことが多いです。

特に、子宮内膜症は将来不妊の原因にもなりえ、生理痛だけでなく慢性的な腰痛などの原因にもなるので、産婦人科医的にも女性のみなさんにとっても、非常に厄介な病気です‥(また詳しく書きます)‥悲しい

「生理痛は体質だから‥」と諦めていたり、
「毎月ロキソニン飲むのは異常なの?!」
と驚かれる患者さんが多くいますが‥
諦めるなんてもったいない!!

(ちなみに、生理中にロキソニンなどの鎮痛剤を飲む必要があれば、月経困難症の診断に当てはまることが多いです)

背景に病気があればその治療が優先されますが、生活習慣を少し見直すだけで大幅に改善することもあるんです。

その最大のものが温活飛び出すハート
子宮が冷えてぎゅーっと収縮してしまうといわゆる生理痛も悪化してしまうので、温めてやわらかくしてあげることで、痛みも改善することが多いのです。

外から温めるために、腹巻きやカイロ、膝掛けなども有効です(特にオフィスは空調辛いですよね‥)
内から温めるには、ハーブティーや生姜湯、白湯などの飲み物がお勧め。
特に、地中海で栽培されているチェストベリーのお茶は、血流改善や温める効果はもちろん、ルイボスも入っていてリラックス効果抜群。

悩みを抱える方に相談されたときはお勧めしています(PRではありませんしクリニックで勧めているわけではないので、あくまでも個人的な一押しです)。嬉しい効果として、生理前のイライラも軽減してくれます。

ストレスや疲労が溜まっているとき、仕事などで無理をしがちなときに生理痛が悪化する経験をしたことがある人も、少なくないと思います真顔
普段から身体と向き合いケアして、将来の妊娠しやすさに繋げたり、毎月の生理を少しでも快適に過ごせるといいですね目がハート