そこそこでかい本屋の前を通りかかったら、店の前に恵方巻コーナーのごとくブースが設けられていて、
「鬼滅の刃19巻本日発売でーす」
と店員さんが呼び込みをしていた。


新連載の頃からジャンプで追いかけているが、初回はとにかく地味な話で、ぼくは好きだったのだがこれは寿命が短そうだなという印象を受けた。
(そもそも第一話のタイトルが『残酷』って時点で目を疑った。)


最近のジャンプは序盤でだらだらと主人公が修行をするとすぐアンケートで不人気になってしまい打ち切られるというせっかちな読者が多いので、最初はある程度スピード感のある展開が求められる。


実績のある作者でもない限り、まずは読者を引き込んで人気を獲得することを優先して、その後で描きたいことを描く感じだ。


その点、鬼滅の刃は序盤でいきなり修行パートが入り、これはジャンプ打ち切り漫画史にまたひとり新人が加わるなと思っていた。

 

 

つづき

 

 

少年じゃないけど読んでもいいよね