実家では猫を飼っているが、出自を辿ると元は捨て猫だったらしい。


妹の友人が拾ったのだが飼えなくて困っているところをうちで引き取ることになり、すっかり家族の一員となっている。


捨てられていたせいか、猫界の常識をいまいち知らないところがあり、自分が猫である自覚に乏しい印象を受ける。

 

 

つづき

 

 

猫界の傾奇者