「金持ち父さん、貧乏父さん」の本に単純だけど面白い話が載ってた。確かこんな感じ↓
とある所に水資源に乏しい村がありましたとさ。んで村の村長さんは「あかん、川から水を運んでこないと、この村は滅んでしまうぞい、テラヤバス、テラヤバス、、、おい、そこにおる若者A、B。おまえらに金やるからこっから5キロくらい離れた川から水を汲んできておくれ。バケツ一杯につき1000円あげるぞよ」
と、依頼を受けた筋骨たくましいAさんと、ファイナンシャルIQの高いBさん。
Aさんはそりゃもう体力には自信がありますから精力的に川と村を往復します。それで一杯につき1000円で毎日それなりのお給金を村長さんからもらってましたとさ。やはり男の魅力は筋肉量で決まるのだ。がははとご満悦です。
じゃあBさんは何をしとったのか。彼は毎日毎日バケツを持ってく代わりにスコップを持っていったんですね。はい。もう想像つきましたね。実はBさんは逐一バケツに水くんで川と村を往復するんでなくて、スコップで延々と水路を掘っとったんですね。んで、5キロも離れた川から自分の家の横まで水路引いて一瞬で水汲めるようにしちゃった。んで、村のヒトにバケツ一杯500円で水売ってあげますよーと言いましたとさ。水路作るのは確かに大変だったけどね、、、
となったら結果は火を見るより明らかで、安いBさんの水に村人は食いつく訳で、しかもBさんは川と村を往復する必要もない。家の横で水を売りさばくだけ。全く働く必要もなしに収入源を得ちゃう。
という話です。ちゃんちゃん。
まぁ何をアホなといったような話ですが、でもこれを現実世界に当てはめてみると案外、示唆にとんだストーリーではないすかね。結局Aさんが歩んだ道ってのはひたすら自分が働く働く。。でも暮らしは楽にならないなー。もし仮に川と村を往復する回数が増えたっていっても、それはいつもより余分に働いたか、体力が付いた等バケツ運びの能力が上がったか(現実世界で行ったらノウハウやスキル?)でも所得の大小は置いといて何にせよ自分が働いてて疲れるお。
片やBさんは最初に損失覚悟で将来的にカネを生んでくれる仕組みそのものに投資をした。であとはその仕組が機能するのを傍目に見とっただけ。
こう書くと、単純なんだけど、要は世の中の大半の人間がゴリマッチョAさんの道を歩むんですよな。ってもBさんにしろ、最初の投資をした結果利益を生む仕組みが出来る保証なんてどこにもないし、ましてや現実世界ではこうも簡単にことが運ぶわけでもないでしょう。
結論Aさんの生き方もBさんの生き方もそれぞれに、それ相応のリスクを背負ってるってことですね。
どっちの生き方を選ぶのか。僕は欲張りなんで両方目指したいです
いつものごとくモチーベーション逓減型で書いてみました。