とぅけさんが産まれてから、私だけ大学病院に転院してICUにきた。
搾乳(さくにゅう)をしなければ母乳がとまってしまうということで、毎日5~6回やることになった。
産科から助産師さんが40日間、退院するまで毎日毎日きてくれた。
産科の俳優先生の指示だそう。
本当にありがたかった。
俳優先生の事を好きになりかけた←え?
みんな私より若い助産師だ。
しかもたくさんいて、名前を覚えきることができなかった。
手持ちの自動搾乳器を持ってきてくれ、しぼる。
初めは全然出なかったけど、少しずつ貫通しはじめた。
具合が悪すぎて吐き続けてもしぼる。
真夜中もしぼる。
ICUでは自分でやる気力がなかったから、助産師さんか看護師さんがやってくれた。
一般病棟にうつってからは自分でやっていた。
ミルクのにおいをかぐのがしんどかった時もあった。
オエッてなった。
ただ俳優先生は母乳にこだわらなくても、今はいいミルクがあるから、出なくても気にしなくていいよと言ってくれた。
俳優先生も助産師さんも、何回も何回も
『めるさんの身体の事を一番に考えて。
つらかったら無理して搾乳しなくていいよ』と。
前の個人病院とは大違いだ(`´)
のちのちステロイドを飲む事になるのですが、母乳に薬の影響がなくなる20mgにまでフェードアウトしてから、とぅけさんに飲ませた。
母乳を専用袋に入れ、冷凍してもらい、まっくんにあずけ、私の実家にいるとぅけさんに持っていってもらっていた。