「お客さんがどんどん来るぞ」月間が終わりました。



ここ1カ月、お客様が本当に多くて


週に1、2回は家でおもてなし


週に1、2回は一緒に外食


週末は市内観光へご案内。。。


みたいな日々が続いていました。



千客万来、人が来てくれるとうれしくて


つい張り切りすぎて


ちょっとお疲れモードです。



が、お客様も一段落したので、


「ストリートチルドレンについて考える会」というのに


参加してまいりました。



メキシコシティーには「ストリートチルドレン」


要するに、路上で働いて、路上で暮らしている子供たちが


数万人います。


皆、家庭で虐待を受けたり、義父から性的虐待を受けたり


親が亡くなってしまったり。。。と様々な理由で


家を飛び出し路上で暮らしているのです。


路上では貧しさと寂しさを紛らわすために


シンナーやドラッグに依存しています。



今回、訪れたのはその子供たちが


保護されて、最初の段階で入る施設と


次のステップに進めた子供たちがいる施設。


子供たちといっても


皆、私の子供と当に同年です。



施設では、子供たちが普通の生活に戻れるよう


支援、躾が施され


ドラッグ漬けだった子供たちが

「路上に戻りたいな。。。」みたいな気持ちにならないよう


次々と楽しいアクティビティーを提供しています。


私たちは、そのアクティビティーのお手伝い。



最初の施設では、子供たちと一緒に折り紙。


鶴の折り方を覚えるのにみんな必死です。


私のたどたどしい説明は、


隣に座っていた少女が


「こういう時はこう言うのよ。」


なんて、スペイン語の指導をしてくれましたべーっだ!



次の施設では絵本の読み聞かせ。


絵本作家の浜田恵子さんも同行されていたので


彼女の作品「平和ってなんだろう」を


本人が朗読され、


コーディネーターの方が同時通訳をしてくださいました。


とっても素敵な絵本で


そしてまた浜田さんの読み聞かせが


優しくて、温かくて。。。


すっかりお客様気分で、感動させていただきました。




その後はみんなでサルサタイム。


子供たちに手を引かれ


ステップを指導してもらいながら約1時間


サルサを楽しみました。



「来てくれてありがとう。また絶対に来てね。」


「ちょっと落ち込んでたけど、あなた達が来てくれて元気が出たわ。」


などなど。。。


うれしい言葉を頂いて


今回の訪問は終了。



結局一日、子供たちに遊んでもらって


「ストリートチルドレンについて考える会」なのに



もちろん考えたけど。。。



すっかり楽しんでしまった私でした。



また、遊びに行こう。


時間のあるときはできるだけ行こう。


と思うのでした。