ラテンアメリカで何かがうまくいったらそれを奇跡と思いなさい -34ページ目

8月11日 家探し

グアダラハラで最初にして最大の難関、試練、家探し。


言葉をろくに話せないなかで、家の契約を結ぶというのは、正直かなり怖い。
どう考えても、ずる賢さではメキシコ人のほうが上手ですし、金がからむと普段の笑顔が消える・・・


昨年の研修生は新聞で探していたようです。
「EL INFORMADOR」などの新聞を購入すると、本誌、広告の記事集、「DEPORTE(スポーツ)」などの小新聞が挟まってきますが、時々「LOCAL」という名の新聞が挟まっています。(昔、日本でもよくあった「売ります・買います」情報集みたいなもの)
「CUARTO(部屋)」というコーナーがあるけど、そこに掲載されている家で条件に合うものを探して、一軒一軒連絡するというもの。


ただし、新聞に載っている家は当たり外れが大きいとも聞きます。
去年の研修生がどうだったかはよくわかりませんが・・・

今年、われわれはCEPE(通う予定の語学学校)に頼んで、いいステイ先を紹介してもらいました。
ホームステイ、ただの部屋貸し、外国人向けシェアハウス、アパート一人暮らし、、、などのオプションから選びます。


条件と予算に合うものを、住所を渡されて見に行ったり、家主がCEPEまで迎えに来てくれたりして見に行って、条件が合えばそこで大家と契約。
今年の研修生、ほとんどの人はここで家が決まりました。


学校が始まって落ち着いたら、そこでまた、人づてでいい家を紹介してもらえることもあるそう。
たぶんみんな、何度も引っ越しするんだろうな~

8月9日 グアダラハラ到着、冠水

シティからバスでグアダラハラに移動。
バスはETNという一番の高級バス。座席も広い!
日本の新幹線のグリーン車より座席は広いです。

CONACYTがグアダラハラにCityExpressにホテルをとってくれた。
セントロから南西の、大型ショッピングセンタープラザ・デル・ソルの近くで、そこそこいいホテルが数軒並んでる。


グアダラハラのこの季節の気候は、昼はノースリーブ、からっとしてるけど日差しは強い。
朝晩は半そでにジャケット、綿カーディガンがいるくらいまで冷える。
夕立ちが一部の地域で降るらしいけど、プラザ・デル・ソルの近くはその地域の一つ。
しかも、冠水することで有名らしい。


バスの窓から。結構降っている最中

グアダラハラ 冠水1

大型ショッピングセンター、プラザ・デル・ソルの駐車場。
マンホールが開いてる!あぶない!

グアダラハラ 冠水2


プラザ・デル・ソルに居たけど、果敢にも交差点を横断して行った男子。

私は怖くて渡れず、水が引くのを待ちました。
グアダラハラ 冠水3

こんな、ひざ下くらいまでの冠水でも、結構怖いもんですね。
今までニュースで映像を見ててもその怖さがよくわからなかったけど、体験してようやく納得。
車が通るたびに波が起こって足元を持っていかれるということもわかりました。
人生初の冠水、まさかメキシコで体験するとは・・・


8月8日 メキシコシティ セントロ

午前中は自由時間、午後から今回の奨学金について説明会。


自由時間には、「シティにいるならソカロ見なきゃ!」ということで、私と同様、地方にて研修予定の子と朝からソカロへ観光。
東京きたら、皇居見なきゃってくらいでしょうか。


5年ぶりのソカロは、いつものごとくでかすぎる国旗がお出迎え。
うわー メヒコに来たんだな~


セントロ


右に見えるのがカテドラル。
メキシコシティのカテドラルがある場所は、もともとアステカの神殿があったところを、スペイン人の入植者が先住民にそれを壊させて、このカテドラルを建てさせた・・・というもの。

先住民に彼らにとっての新しい宗教・キリスト教を広めるための第一歩に、この作業をやらせた・・・といったところでしょうか。


スペイン人が街を造る際には、まず必ずソカロ(広場)を造り、その一角にカテドラルを建てるというルールがあったため、メキシコ国内に限らずラテンアメリカの古くからある街に行くと必ず「ソカロ」がある。