ネガティブな内容なので

苦手な方は、私の大好きな

TKOの葬式コントへどうぞ。

日本の葬式複雑すぎるよなー。

 

 

 

ちょっと前の話なんですけれども

私の中でちゃんと消化ができたので

笑い話として成仏させるために

記事にさせていただこうかと。

 

 

話の発端は、義姉のご離婚。

(前の記事では義妹と書いていましたが

よく考えたら私より年上なので

今回から義姉と呼ぶことにします。適当)

 

義姉は、長年連れ添った旦那さんとご離婚されて

義弟の住む実家にしばらく帰っていました。

 

 

離婚の原因はいろいろあったようですが

そのなかの一つが金銭問題だったみたいで。

自営業だった彼らは

パンデミック中に収入が完全途絶えた時期が

しばらくあったそうです。

 

そのときに義姉が

高級な中華料理を食べたがったり

高いものを欲しがったりしたことが

亀裂を産んだ一つの理由だったとか。

 

まぁ、それはいいとして。

 

 

実家に戻った義姉。

義弟と話していたときにこんな発言。

「田中のことが羨ましい。」

というのも、彼女の中の田中は

  • 働いていなくて
  • いつも豪勢なご飯を食べていて
  • 高い服や装飾品を旦那の金で買って
  • 毎年旦那の金で日本に帰ってる
つまり、金に苦労しない優雅な生活している。
田中みたいな環境だったら
私たちも離婚することはなかった!と。
 
それに対して、義弟は
「田中はちゃんと日本でもメキシコでも
貯金ができるまで働いたし
今だって自分のペースで働いて自立している。」

と反論してくれたそうです。

 

 

脱線:前の記事にも書いたのですが

義弟、心優しい良い人なんです。

そんな彼は、現在彼女募集中。

いい人いたら是非紹介してください。笑

 

これを旦那経由で聞いた私、激怒。

なぜかというと、義姉は

  • 会社で働いたことなく
  • お金はすぐ使ってしまうので貯金ゼロ
  • 実の両親に泣きついてマンション買ってもらい
  • 今回母国に帰る費用も両親に出してもらった

とエピソードは尽きない。

彼女がどんな暮らし方してても

別にどうでもいいのですが

自分のことを棚に上げて

人をアレコレ言うのは許せん!

しかも、いちいち反論させてもらうと

  • 働いていなくて
    ー確かに、現状フリーターなのは認めるけど
    必要最低限、稼いでいるつもり。
    それに日本・メキシコでちゃんと会社勤めて
    自分が安心できる額まで貯金はした。
    だって旦那の収入、不安定でアテにならないんだもーん。
  • いつも豪勢なご飯を食べていて
    ー記念日なんかには良いとこ食べにいくけれど
    普段の食事は半分の確率で味噌汁と米かお好み焼き。
    まあ、戦時中の日本と比べたら、確かに豪勢かも。
  • 高い服や装飾品を旦那の金で買って
    ー自分のものは、ちゃんと自分のお金で買ってるし
    メキシコで高いもん買ったり身につけたりするほど
    安全意識はぶっとんでいない。
    (そんな優雅な場所に呼ばれる機会がなく
    必要がないだけという話もある)
  • 毎年旦那の金で日本に帰ってる
    ー帰国費用はちゃんと自分で出してます!
    マイルもクレジットカードのポイントも貯まるし!
    (ケチ爆裂。笑)
 
わかっています。
離婚で精神的な負担が大きなことだから
外にストレスの発散口を見つけたかったのかも。
でも、比較する前提が誤りだらけの妄想だし
そもそも人と比較するなんて、より一層
みじめな気持ちになるだけじゃない?
 
 
そのまま彼女は母国に帰って行ったので
「こんな妄想、一族中に言いふらして
私の株下げられたら、たまったもんじゃない!」
と田中、自宅で発狂ののちの
ストレス発散のため反復横跳び。
(自慢じゃないが、学生時代
反復横跳びは学年で一番速かった。笑
神よ、もっと実用的な才能をくれ。)
それを見た旦那。
 
 
「母国にいる、お母さんに電話しようか。」
 
 
義母に義姉の一連の話を共有し
「私は旦那のお金を食い散らかしてないし
可能な限り自立して暮らしている。
もし誤った事実に基づいて
母国の家族が私を悪く思うなら
それは私の誇りを傷つけるので悲しい」
 
と葬式並みの暗いテンションで説明。
(とはいえ、私の3歳児並みの中国語なので
ちゃんと理解されたかは未だに謎。笑)
 
すると義母
「自立したいならそれも良いけれど
別に息子のお金を使ってても構わない。
あの子はクレイジーだから、あの子の言うことは何も気にかける価値はない。
もし娘がそんなこと言ってあなたの評判下げようとしたら
その場で訂正するから心配することはない。
私も夫も、良い嫁が来てくれたと、本当に満足している。」
 
とまさかの、感動展開。
 
この件は、ひとまず終わりを迎えたのでした。
 

 

 

義姉は未だに母国にいますが

正直、彼女には複雑な感情を覚えます。

ある程度時間が経った今、抱いている感情は

嫌いというよりは「かわいそう」。

 

でも、今回の一件で

義弟も義母も私の味方だったのが嬉しかった。

そして

私は人と生活を比較することがないということは

今の生活に満足できているということだから

「自分が自覚しているより幸せかも」

と改めて手の内にあるものに

感謝できるようになったのは

収穫だったかなと思います。

 

 

長い記事になってしまった…

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

これで、このときのモヤモヤも

きっと成仏できたと思います!

 

ブログランキング・にほんブログ村へ