英語通訳ガイド取得済みの方に

スペイン語でも免許を取ることを勧める理由

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2023年の日本を訪れる外国人観光客数が4年ぶりで2000万人に回復し

たという日本政府観光局の発表がありました。今後、全国通訳案内士の

活躍の場がさらに広がることを示しています。

 

さて、英語以外で注目される外国語の通訳ガイドとしては、スペイン語の

需要が今後期待できます。世界で5億人の話者人口をもつスペイン語は、

スペイン、中南米など20カ国の公用語として使用されています。ここで

忘れてはならないのが、米国のヒスパニック系6,000万人が日常語として

用いている現実です。

 

スペイン語圏の訪日観光客で多いのは、スペイン、メキシコですが、注目

すべきは、経済的に豊かになった米国籍を持つヒスパニック系米国人が日本

を訪れている事実です。日本政府観光局の海外事務所もマドリッド、メキシコ

シティ、ロサンゼルス、ニューヨークに存在し、訪日旅行者数増加のマーケティング

活動を展開しています。

 

ラテンアメリカとの結びつきが強いヒスパニック系は、英語とスペイン語を話す

バイリンガルも多く、特に若者はスペイン語の混ざった米国の新しい言語である

 Spanglish を好んで用います。統計上、スペイン語が母国語でもある彼らは、

 訪日すると米国人扱いになるので、英語の通訳ガイドが担当することになります。

しかし、ガイドがスペイン語も話すことが分かれば、観光客とガイドの親密度

が増します。

 

ここで、英語の通訳案内士の方にお勧めしたいのは、スペイン語でも資格取得を

目指して活躍の場を広げることです。英語とスペイン語の二刀流で登録すれば、

英語だけの通訳より、指名される機会も増えるのは間違いありません。

 

Spanglish Clubでは、次ページ以下にある通り、英語ができる方を対象

にしたスペイン語の通訳案内士試験の対策講座を2024年1月から開催します。

英語との共通点も多いスペイン語は日本人には学びいやすい外国語です。ぜひ、

受講をご検討ください。詳細は、メールまたは電話でお問合せください。

stakizawa@mexbiz.co      090-4741-4890  タキザワ