こんにちは。みゅうみゅうのKもんです。

今日は辛いお知らせです。
伊丹市野間北の建築現場の材木の上で
うずくまって動けなかった野間北ちゃんですが
昨日、とうとう虹の橋を渡りました。




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運ばれた病院から
看取り覚悟の退院をして
M副理事長の自宅にいましたが
容態が急変して再入院していました。

朝、眠るように亡くなったそうです。
苦しまなくて良かったと
病院の先生が話されていました。

逃げ出したのか、捨てられたのか
結局、何もわかりませんでした。
野間北ちゃんなんて名前じゃなく
きっと可愛い名前で呼ばれて
いたのでしょうね。


よく、聞く言葉に
「飼い猫がいつの間にかいなくなって、
とうとう帰ってこなかった。猫は
飼い主に、死に目を見せないって言うから
死にに行ったんだろう」
というものがあります。

皆さまもお聞きになられたことが
おありでしょうか。

本当は、出入り自由にさせている猫が
たまたま外で具合が悪くなって
どこかに隠れて、治そうとして
そのまま動けなくなって
帰れないまま、亡くなってしまうのだ
そうです。

街の人が大らかで
田んぼや畑が沢山あって
車もそれほど走ってない
そんな昔のお話しだと思います。

伊丹市内の道路で交通事故死をする猫は
1年間で1000匹以上。
伊丹市内から愛護センターに持ち込まれ
殺処分される数が、
1年で約180匹(そのうち、子猫は7、8割)

交通事故死が殺処分より多い事実に
愕然としました。
1000匹の中には、首輪をした飼い猫さんも
もちろん含まれています。

飼い猫さんは、室内飼いで
命を守ってあげて欲しいと思います。
心無い人間に虐待されて、命を落とす子もいます。
飼い猫は人馴れしているので
捕まる可能性があるのです。

お家の中に、隠れる場所を作ったり、
家具の配置を工夫して、高いところに
登れるようにしたり、たまには
猫じゃらしで遊んであげたりしてみてください。
それから、不幸な命を増やさないためにも
避妊手術も必ずお願いします。

盛りが来ると、よけいに外に行きたくなります。
去勢していないオスが
盛りがきて、とんでもない場所まで行って
帰れなくなる子もいます。


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同じときに病院で亡くなった子猫と一緒に
M副理事長と斎場へ連れていきました。
まるで親子のようです。
住み慣れた家で、家族に看取られることは
なかったけれど、外で死なせなくて
良かったね、と
M副理事長が言いました。


野間北ちゃん、赤ちゃん、バイバイ。
今度は元気で産まれておいで。
必ず里親さんを見つけてあげるからね。