8月28日。
アイソトープ検査2日目です。

今日は甲状腺のシンチグラフィ(取り込んだ放射性ヨウ素を利用して甲状腺の写真を撮る)と24時間後のヨウ素摂取率検査をしました。

まずシンチグラフィから。

ベッドに寝て胸元から首を撮影します。
撮影時間は30分。
動かないように、体をタオルできつく包み、その上からベルトで固定されました。頭も、額にガーゼを当ててその上からテープでベッドに固定です。

けっこうシビア。

動いちゃいけないとなると、首や顎あたりが痒いようなくすぐったいような気がしたり。
しかもそろそろ終わり?っていう、気が緩みかけた時に

「じゃあ今から肩から首、頬にかけて触ります。くすぐったいかもしれませんが絶対動かないでくださいね」

検査してくれてる先生が、指先ですーーーっと撫でるんです。ごく軽いタッチで、肩口から首筋へ、続いて顎からこめかみへ。
左右それぞれ3回くらい。

何これ?
何のトラップなの?
こんなんくすぐったいに決まってるよー!

でも我慢した私エライ。
動いちゃいけない、って思うとかえって動いちゃうんで、「私は石膏像、私は石膏像」って頭の中で唱えてました。ピキーン。

無事にシンチグラフィが終了し、あとは昨日と同じ摂取率検査。お互い慣れてきて5分もかかりませんでした。

昨日の摂取率はチラッと盗み見てて 何してるの私 確か7〜8割くらい。
ちなみに放射線科の教授先生によると、バセドウ病じゃない普通の人の摂取率は20%くらいなんだって。私の甲状腺、ヨウ素集めすぎ!

今日の摂取率は見えなかったけど、検査結果を覗き込みながら、先生に
「私、ヨード制限ちゃんとできてますか?」
って聞いたら
「バッチリです。残り4日もこの調子で!」
って言われました。

よっしゃー!

明日の朝、アイソトープ治療本番です。
がんばります。

【おまけ】
昨日の教授先生からもらったバセドウ病とアイソトープ治療の参考資料です。知ってる方も多いかもしれませんが、一応情報共有したいと思います。
(日経ヘルス2008年4月号掲載。富士フィルムRIファーマ作製)

甲状腺機能亢進症の患者数グラフ
若い女性だけでなく更年期の人も結構多いみたい


バセドウ病セルフチェック

甲状腺の説明

バセドウ病の3つの治療法
何となくアイソトープ推しっぽい

アイソトープ治療の情報サイト紹介