F大学病院受診までの2日間、外出もできず家でじっとしてるしかないので、ずっとスマホとにらめっこしていました。
アイソトープで甲状腺を体の内側から破壊するか
手術で甲状腺を摘出するか
どちらを希望するのか、月曜の受診時に必ず訊かれると思うから。
バセドウ専門病院として有名な伊藤病院さんのHPにそれぞれの治療のメリット・デメリットがわかりやすく表になっていました。お借りして掲載します。バセドウ病の方ならネットで検索して一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
自分自身の条件をまとめてみると…
・メルカゾール、プロパジールは副作用が出るため使えない
・バセドウ眼症は今のところ気になる症状はない
・甲状腺腫はたぶん小さい(見た目ではまったくわからない)
・甲状腺腫瘍はエコーで指摘されていない
・心疾患、糖尿病などの合併症はない
・アラフィフなので妊娠出産は過去のこと、傷跡も気にしない(笑)
この条件から…
【アイソトープ】
・娘が受験生なので入院せずに治療ができること、副作用や合併症が少ないことは魅力。
・すぐに効果が出ないのは、投薬治療ができない自分には不向きかも。
・バセドウ眼症はきちんと検査を受けたことないので本当に大丈夫か要確認。
【手術】
・手術翌日から抗甲状腺薬を中止できること、眼症の悪化の心配がないのが魅力。
・入院しなければならないこと、合併症の心配があるのは困る。
ところで、合併症って何?
調べてみたら甲状腺の手術に特有の合併症っていうのがあるらしい。
バセドウの手術で起こる可能性のあるものとしては2つ。
反回神経麻痺
声帯の動きが悪くなり声がかすれる。神経を切断していない限りほとんど元の声に戻るが、神経を損傷した場合は声のかすれが治るのにかなり時間がかかる。
副甲状腺機能低下症
一時的に働きが落ちて副甲状腺ホルモンの分泌が低下し、血液中のカルシウムが低下する。手や口の周りがしびれ、さらに低下すると筋肉がけいれんすることがある。
待って待って!
コーラスが長年の趣味で、歌うことが人生かなりの大きな部分を占める私としては、この合併症は絶対避けたいよ!
(ちなみにパートはソプラノ。声楽講座に通ったりもしてる)
驚いて「バセドウ」「手術」「声」で検索すると、手術後に声が低くなった人のブログやツイッターがいくつか引っかかった。
……
もちろんお医者さんの見通しが最重要で、最終的にはそれに従うとして。
私の第一希望としては、アイソトープ治療と答えようと決めました。