8月9日。

 

頭痛がひどく朝と昼にカロナールを飲みました。

熱は36度台で下がっているけど、相変わらず寒気は続いています。

夕方になっても頭痛と寒気ひどくなるばかり。

 

そこでふと思いました。

もしかしてカロナールで熱が下がってるだけで、本当は体は発熱したがっているのでは?

 

よし。もうカロナールは飲まないぞ。

自分の体にがんばってもらおう。

 

夜になると38.6度。

夜中に何度も目が覚めるほど熱が上がって苦しかったけれど、ベッドサイドに体温計とお水を用意して朝まで頑張りました。

 

朝には36.5度。

下がった!勝った!

 

そして8月10日。

バセドウの担当医の診察日です。

自力で熱も下げられたし、根拠のない自信をもって病院へ。

 

ところが…( ̄□ ̄;)!!

 

採血結果 (カッコ内は正常値)

【甲状腺関係】 5/27→6/27→7/2→7/27→8/10

FT3 8.43H→3.72H→2.94→1.59L2.59 (1.71~3.71)

FT4 2.09H→1.38→1.23→0.50L0.55L (0.70~1.48)

TSH 0.01>L→0.01>L→0.003>L→1.81→0.15L (0.35~4.94)

TRAb(6/12追加採血) 8.6H→検査せず→検査せず→検査せず (2.0以下)

 

「FT3とFT4は前回より上がり、TSHが正常値から下がっているので、プロパジール1錠ではバセドウを抑えきれず、病状が勢いを取りもどしてきていますね」

 

【肝機能など気になる数値】 6/12→6/20→6/27→7/2→7/27→8/8→8/10

AST(GOT) 18→16→20→21→24→19→23 (13~33)

ALT(GPT) 25→26→33H→35H→35H→14→20  (6~27)

ALP 231→240→253→262→308→301→267(115~359)

γ-GTP 21→21→18→21→27→20→22 (10~47)

K(カリウム) 5.1H→4.8→5.2H→4.8→4.0→3.8→4.8  (3.6~4.9)

白血球 3200L→5800→4900→4400→3300L→2800L1900L (4000~9000)

好中球実数 検査せず→4002→3469→2800→1982L→2268→912L  (2000以上)

 

「肝機能はメルカゾールからプロパジールに変えて良くなってきてます。

でも白血球と好中球が…。無顆粒球症になりかけています

あと血小板も急に減って正常値を切っています。これも副作用の1つです。

もうこれ以上投薬治療は続けられません。手術かアイソトープの治療になります

 

その総合病院では甲状腺摘出手術もアイソトープもできないので、大きな病院に紹介状を持ってかかることになりました。

メニエル騒動でご縁ができたのでM大学病院を希望したのですが、さすが名門大病院。空きがなく無理。

車で通院可能なF大学病院の内分泌科に紹介状を書いてもらいました。

 

担当医は今日中に救急でかかって入院した方がいいかも、と言ってくれたのですが、前回のメニエル騒動で救急外来は懲りてしまったので、月曜日(8/13)に予約を入れてもらいました。

ただし外出厳禁。もしまた熱が上がったら救急車でF大学病院の救急にかかることが条件です。

そして、やはり、カロナールなどの解熱鎮痛剤は発熱をマスキングして無顆粒球症の兆候を見逃してしまうので使わないように、とのことでした。

 

メルカゾールは6週間で中止。

プロパジールも2週間で中止。

それに代わるバセドウの薬は、ヨウ化カリウムしかありません。

ただしヨウ化カリウムは効く期間が限定的で長くは使えないのだとか。

 

白血球を増やす注射をしてもらい、ヨウ化カリウムと抗生物質をもらって、地元の総合病院とはお別れです。

近くて便利だったんだけどな~。