寝る前のリフレックス&デパス再開のおかげで、めまいはすっかりおさまりました。
甲状腺ホルモンの値が正常値に入ってから
バセドウの症状も出ないし
むしろちょっと体重増えてきた?
気をつけなきゃ。
趣味のコーラス練習にも復帰。
母の通院や買い物への付き添いもできるようになりました。
受験生の娘の三者面談にも行けた。
すっかり元気。ほぼ絶好調。
7月27日。メルカゾール開始から6週間後。
その日は総合病の耳鼻科と内科の再診日でした。
眼振はもうすっかりなくなっていて
耳鼻科の受診はこの日で一旦終了\(^o^)/
そしてバセドウの担当医が待つ内科へ。
診察室に入った途端
「白血球と好中球が正常値を下回りました。
無顆粒球症の予兆が出ているのでもうメルカゾールは使えません」
ええ~~( ̄□ ̄;)
採血結果 (カッコ内は正常値)
【甲状腺関係】 5/27→6/27→7/2→7/27
FT3 8.43H→3.72H→2.94→1.59L (1.71~3.71)
FT4 2.09H→1.38→1.23→0.50L (0.70~1.48)
TSH 0.01>L→0.01>L→0.003>L→1.81 (0.35~4.94)
TRAb(6/12追加採血) 8.6H→検査せず→検査せず (2.0以下)
FT3とFT4が正常値以下(メルカゾール効きすぎて低下症に)。
TSHは初めて正常値に。
【肝機能など気になる数値】 6/12→6/20→6/27→7/2→7/27
AST(GOT) 18→16→20→21→24 (13~33)
ALT(GPT) 25→26→33H→35H→35H (6~27)
ALP 231→240→253→262→308 (115~359)
γ-GTP 21→21→18→21→27 (10~47)
K(カリウム) 5.1H→4.8→5.2H→4.8→4.0 (3.6~4.9)
白血球 3200L→5800→4900→4400→3300L (4000~9000)
好中球実数 検査せず→4002→3469→2800→1982L (2000以上)
白血球と好中球が正常値以下。
肝機能数値もじわじわと悪化してるので、メルカゾールは私に体に合わないということらしい。
でも、白血球はもともとの数値が低いから、戻っただけじゃないの?
メルカゾールを減らして何とか続けられないの?
とも思って聞いてみましたが
白血球数は以前と同じ数値でも好中球が減ってきてることが問題なんだそう。
「メルカゾールからもう1つのお薬のプロパジールに替えます。
量は…うーん…1日1錠にしましょう。
お薬を変えたから、また2ヶ月は2週間ごとの採血が必要です」
ここ最近調子が良かっただけに
もう、あまりにガッカリしてしまって
ハイ、ハイ、としか答えられませんでした。
プロパジール(別名チウラヂール)
バセドウ治療薬はメルカゾールとプロパジールの2つしかありません。
そしてプロパジールはメルカゾールより効き目が弱いのに、副作用の起きる確率が高いのです。
※プロパジールには妊娠初期や授乳期にも使えるというメリットもあります。
だから妊娠を希望したり授乳したりするバセドウ患者にとっては有益なお薬です。
薬局でプロパジールをもらう時に薬剤師さんに聞いてみました。
メルカゾールで副作用が出てもプロパジールなら大丈夫っていう人もいますか?
答えは「いる」そうです。
メルカゾールとプロパジールでは副作用の起きる人の範囲が違う。
副作用が起きる範囲はプロパジールの方が広いけれど、メルカゾールの範囲と重なっているわけではない。
プロパジールでバセドウを寛解に持っていける人もいる。
落胆と不安と、
そして少しだけの希望をかかえて、
プロパジールでの治療開始です。