バセドウ治療のためのメルカゾール

不眠対策のデパス

メニエル治療のためのイソバイド、アデホス、メチコバール、カルナクリン、苓桂朮甘湯

薬漬けの日々が始まりました。

 

余談ですがこのイソバイドというシロップ

メニエル病の方はみんなご存知と思いますが

もう本当に不味い!のです。

どんなに美味しいものを食べても

そのあとにイソバイドを飲んだら台無しになること請け合いです!

 

めまいを改善する点滴も3日連続で打ちに通いました。

でも、めまいは治りません。

先生はフレンツェル眼鏡で私の目を覗き込むたびに毎回

 

「うわっ!眼振本当にひどい。

点滴して薬も飲んでるのにぜんぜん良くならないね~」

 

と気の毒そうな表情で言います。

 

「本当に家にいて大丈夫?辛いでしょう?

これだけ眼振があったら僕なら耐えられない」

 

自分の実感としては

めまいが始まった週よりは楽になっている気がしてるんだけどな~

家事はまだほとんどできないし、外出もできないけれど

一日中お布団の中で唸るようなことはないし

じっとしていれば食事や会話ができるようになったし。

う~ん

 

そして点滴3日目の6月30日

いつものように眼振を調べた後に先生が言いました。

 

「入院しませんか?

僕が大きな病院に勤めていたらこれだけ眼振があったら入院を勧めてます。

ゆーかさんは気丈にも良くなってるとおっしゃいますが、これだけ点滴や投薬をしても眼振はぜんぜん良くなっていない。

もし本当に良くなってるとしたら先週はいったいどれだけひどい状態だったか、ということです。

メニエルにしても10日以上もめまいが続くのは長すぎます」

 

ええ~~~?

 

戸惑う私に畳みかけるように

 

「M大学病院はメニエルの特殊なMRI検査をする機械があるんです。

日本でここしかないんですよ。

紹介状書きますから一度しっかり調べてもらった方がいい」

 

あ…そういえば来週、胃カメラの予約が入ってるんだけどそれはどうすれば…

 

「めまいがこんなに酷いときに胃カメラなんてやっちゃダメです。

やる必要ない。すぐに予約取り消してください」

 

話の展開が急すぎてふらふらする頭で判断ができない私。

黙り込んでいると、

 

「急がなくていいですよ。しばらく別室でゆっくり考えててください」

 

と点滴の時に入れられる部屋に隔離されてしまいました。

 

最初は「入院なんて家族にも迷惑かけるし、面倒だし、嫌だ!」って思ってました。

でも隔離部屋で一人っきりになるとだんだん不安になってきました。

耳鼻科のお医者さんがあそこまで言うならきちんと検査入院した方がいいのかも。

 

運よく仕事中の旦那さんと電話がつながり相談する「きちんと調べてもらった方が安心できるしいいんじゃない?」と。

 

確かにな~

めまいも治らず、その上不安を抱えたままでは

私のとても低いストレス耐性から考えるといろいろマズい気がする…

 

再度呼ばれた診察室で先生に紹介状をお願いすると

 

「じゃあ今から紹介状書くので、今日中にM大学病院の救急にかかってください」

 

またまたビックリだよ~!

今日?急すぎる~~~心の準備が~~!

 

言ってても仕方ない。

 

1人でタクシーで行こうかと思ってたけど、

旦那さんが早めに仕事を切り上げて帰ってきてくれるというので、

それまでに入院準備の荷物をまとめて、

ショックを受ける高校生娘に食事の支度やら洗濯やらの細かい指示を出して、

外出中で連絡とれない大学生息子は帰ってきたら驚くだろうな~と思いつつ、

M大学病院救急へ。

 

③に続きます