最近立て続けに2人、
自分のミスです…と謙遜するように見せかけて、オブラートに包みながら他人を責めるけど、すっかりオブラート溶けてるじゃん(笑)な人々
に遭遇した。
具体的にはこんな感じ。
「この資料のミスに気付けなかったのは、私の責任です!!資料はAさんとBさんがチェックした後に回ってきましたが、誰も責めるつもりはありません。つい油断して、確認作業を怠った私が悪いんです!!」
思いっきしAさんとBさんを責めてるじゃーーん
本当に最終チェック者だった自分が悪いと思ってるなら、そのくだり言わなくてよくない??
もう一つはこんなケース。
「この仕事を最後までやり遂げられず、申し訳ありません。お引き受けする前に、上司には私の家庭の事情を話してありました。その上で、私に務まる仕事内容だから大丈夫!と仰っていただきました。でも結局は途中で投げ出す形となり、上司の言葉を信用してしまったことを深く反省しております」
つまり、上司が悪いってことねー
いやね、わかるよ。
「私悪くないもん!」なんて、思っていても言えないよね。
2人とも社会人として、
*自分の非は認める
*他人のせいにしない
*丸く収まるよう自分が我慢すればいい
という良識的な態度をとったつもりなんだろうな。
でもそういう計算づくの言い回しは、逆に小賢しさを感じてしまう
本音の「あの人のせいだもん!」がオブラートから溶け出し、逆に強調されている(笑)
それなら素直に、
「AさんとBさんもチェックしたのにー!」
「上司が大丈夫って言うからやったのにー!」
と愚痴ってくれた方が人間らしくて好きだな。
それで最後に、
「まあ私も悪かったけど」
と軽く謝れば十分だと思う。
大人の世界って言葉遣いは丁寧だけど、内容が上っ面だけということが多い。
良くも悪くも。