いつからだったかな。
「娘便」を始めたのって。
大きいママの月命日に合わせて
お供えを送るようになってから…
3、4年は経つのかなあ。
お供え、と言いつつ
母の喜びそうなものを探す。
ひとりで食べきれるかなぁ。
お友達におすそ分け出来そうだなぁ。
これって前にも送ったような…。
和菓子、洋菓子。
何周もする日もあれば
吸い寄せられるときもある。
長くても短くても
その時間は母を思い出している。
手頃な箱をキープしておいて
少しずつ中身をためていく。
おすすめの本。
便利なキッチングッズ。
お手軽に美味しいレトルト。
体に良さそうなドリンク。
マスクや靴下。
メインのお供えの周りを
頭を働かせて埋めていく。
シンデレラフィットは稀だけど
腕は上がっているだろう。
毎月長〜いお礼のLINEが届く。
ひとつひとつの感想に
母の歓喜と愛情が伝わって来る。
「気にしなくていいよ。」
そう言ってくれるけど
これはこれで楽しみになっている。
母から届く「おふくろ便」は
手作りが詰まっている。
それはそれで励みになっている。
梅雨空のなか
配達して頂いていることに感謝だ。
明日はどんな感想が聞けるやら。
玉手箱よ、
母を笑顔にしてくだされ。