サメ男
サメは泳がないと死んでしまいますが、ウチの夫は、動かないと死んでしまう習性なのかと
思ってしまうぐらい、じっとするのを嫌います。
目の前の横断歩道が赤信号の場合、私ならそのままおとなしく青信号に変わるのを待ちますが、
歩みを止めずに階段を降りて地下道で向かいの通りへ渡る夫。
車で小さな渋滞にぶつかった場合、時間がかかっても思いっきり迂回して遠回りして進む夫。
勿論、行列に並ぶのも嫌いなので、待たされるくらいなら迷わず他の店に行く夫。
家でテレビを見ているときも、常に、耳掻きするか、ち○こをいじっている夫。
歯磨きしながら、家中を歩き回ってヨダレを床にたらす夫。
トイレでは便座に座ってはいるものの、雑誌や本を読んでいる夫。
しかし、いくら落ち着きが無いといっても、睡眠中はおとなしくしているはず。
三日連続、暑さで夜中に目が覚めてしまった私が、隣に寝ている夫に目をやると。
・・・三日間とも眠りながら、片手でち○こをいじってやがりました。