こたつ布団がようやく片付いた。

晴れた日を狙い

朝から晩まで日がな一日

せっせせっせと干し続けた。

天然ハーブとやらのダニよけスプレーをかけ

これでもかと陽にあてまくった。

梅雨入りまでが勝負だった。

通年より2週間遅れで雨足軍がやってきた。

遅れてくれたおかげで存分に干せた。

買い置きしていた圧縮袋に押し込む。

こたつ布団は規定外だったか。

パンパンだ。

いや、押し込む。

片付けたい。

ビニールの音を聞きつけた息子猫が乗る、潜る、舐める。

汗だくの末、ようやくこたつ布団はしぼんだ。

半年後

干す、干す、干すの一日がまたやって来る。

その頃はもう汗もかかないのだろう。