むかしむかし、ある村に、羊飼いの少年がいました

毎日毎日、羊の番。

羊飼いの少年は退屈でした


ある日、ふと、いたずらを思い出しました


「おぉ~~~い!! 狼が出たぞ~~!! おぉ~~い!! 狼が出たぞ~~!!」


村の人たちは大慌てで、狼を退治しようとやってきました。

が、狼の姿は見えず、いつもと同じに羊達がのんびりと草を食べていました


「あっはっはっはっ!! だまされたぁ~~~!! おっもしろいなぁ~~~!!」


そういって、羊飼いの少年は大笑いして喜びました。

またしばらくして、退屈だった少年は、再びいたずらをすることにしました


「おぉ~~~い!! 狼が出たぞ~~!! おぉ~~い!! 狼が出たぞ~~!!」

またまた、村の人たちは大慌てで、狼を退治しようとやってきました。

が、またしても、狼の姿は見えず、いつもと同じに羊達がのんびりと草を食べていました

「あっはっはっはっ!! また、だまされたぁ~~~!! おっもしろいなぁ~~~!!」

そういって、羊飼いの少年はまた大笑いして喜びました。


ある日、本当に狼がやってきました。


「おぉ~~~い!! 狼が出たぞ~~!! おぉ~~い!! 狼が出たぞ~~!!」


羊飼いの少年は、大慌てでみんなを呼びました。

しかし、羊飼いの少年が、何度も嘘をつくので、村の人たちは『また嘘だろう』と誰も出てきてはくれませんでした。


羊飼いの少年と、羊はみんな狼に食べられてしまいました。


ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ    ヒツジ


昨日、凱がうそをつきました。


まぁ、他愛もないうそです。


が、凱、冗談の嘘(誰が聞いても嘘とわかる、「だ~まされたぁ~」をいいたいがための嘘)やら、本当の嘘やら、とにかく、最近、嘘をつくことが多い!


このままではだめだ!


そう思い、嘘をついた時に、狼少年のお話(話はあっているかわからないけれど)をしました


最初は大喜びで笑って聞いていた凱。


「もう一回、お話して!!


 もう一回、お話して!!」


何度も何度もリクエストして、何度もお話をニコニコしながら聞いていました


そして、夜。


寝る前にもまた、リクエストがありました


なので、またこの話をしました。


すると、今度は、


「嘘ついたらだめだよ!!


 お間違いだよ!!」


とか、


「怖い><」


などと言うようになりました。


最初はただのお話で聞いて喜んでいた凱。


でも、みんなが食べられてしまうと言うのがとても怖くなってしまったようでした。


・・・さて、少しは効果があるでしょうか??