一人でドラマや映画を作る方法 | ザ・めつおのブログ

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自称トンデモコント作家、趣味の日曜コント作家です。 ボイスドラマ・ラジオドラマの脚本を作っています。いずれは自分でも道楽でどんどんボイスドラマを作っていこうかと計画中。

おバカな脚本ならば誰でもいくらでも作れそうですし、その脚本をどのように映像化すべきかについて絵コンテをイメージすることぐらいならできそうです。
でも、私は、絵心がないので絵が描けません。恥ずかしがり屋なので演じることができません。人脈がないので劇団を結成することもできません。

そんな人でも一人で映画を作る方法はないだろうかと思案してみました。


動画テンプレートの上に顔の部分だけは別の人のものを組み合わせて、簡単に登場人物の顔を交換してしまうことができます。「フォト2シネマ」という結婚式のプロフィール動画を作成するソフト、「uMovie」や「MAGICWAN」というおふざけアプリがあるそうです。

残念なのは、これらの合成動画を作成するソフト・アプリの動画テンプレートが限定されていることです。


ネットにある動画素材をテンプレートとして、iMovieというアップルのソフトでクロマキー加工をすれば、面倒でも、顔を交換したり、シーンをコラージュしたりできるそうです。動画に自分の作った台詞の音声を入れたりすることもできます。

例えば、馬上の古代ローマ兵の顔に自分の友人の顔をはめ込めば、安手で、友人を馬上の古代ローマ兵として登場させることができます。

十数年後には、映画制作のための動画素材が大量に売られるようになり、まるでモンティパイソンのテリー・ギリアムの切り絵アニメを進化させたようなコラージュ動画がたった一人でも作れるようになるかもしれません。


一人二役や一人三役といわず、一人全役を演じたとしても、神ボイスチェンジャーというソフトを使えば、演じ分けができます。男性でも女性の声で演じることはできるし、大人でも子供の声で演じることができます。さらに、人の声にエフェクトをかけて、「神の声」にしたり、「宇宙人の声」にしたりすることもできます。

ボイスロイドというソフトで、人工音声に台詞を喋らせることもできます。
こうした技法を組み合わせれば、役者がたくさんいなくても、その動画を見た観客はたくさんの人がいるように感じるでしょう。


もしもネット上でダウンロードできるフリーの動画素材が充実していけば、もしも合成動画アプリの機能が今よりもはるかに充実していけば、たった一人でも、いろいろなシーンの合成動画を並べていくことで、簡単に、ストーリーのある映画やドラマは作れるかもしれません。

 

でも、自分自身がそれをやるかと言えば、言うばっかりで、やろうとは思わないです。

気持ちの悪い映像になるでしょうしネ。