瀞峡(どろきょう)は、吉野熊野国立公園内の奈良県・三重県・和歌山県に
またがる大峡谷。
巨岩、奇岩が並び、
天気がいいと、どこをフォトしても、それなりの作品になる風光明媚
な秘境地である。

今、立ってる地点は十津川村。
熊野周辺は、日本一雨量の多い地区でもある。
大雨による水位の最高は、この右の建物の屋根の上くらいまでが
これまでの記録らしい。
これからこの船に乗って船下りをする。

川の水がとても澄んで清らかな流れである。
雨が止み、
常緑樹に覆われた周囲の山々に雲がかかり、
その深山幽谷の幻想的雰囲気を、
修行者のイメージで緊張しながら無言で眺めていた。
途中、岸辺の崖に数百羽くらいのオシドリたちが、
鮮やかな衣で群れていた。
川、森、岩だけの空間に、生き物がいるとホッと心が和む。

この北山川の風景が飽きるくらい下ると、時々、点々と小さな集落が見えた。
人も住んでる。
・・・、新宮川と合流すると川の水は濁った。
やがて、間もなく志古乗船場に到着。
以前、スイス旅行で見た風景にとても似てる。

この秘境地区の人々の暮らしを少し思った。