目覚めると、まだ夜明け前であった。

                 サンライズを ・・・

        と閃いた。

        扉を開けてデッキに出ると海風がとても強くて立ってられない。


        空と海の境界線のような水平線は実際はないが、

        そこから太陽が昇って地上を照らすまでのひと時の色彩の変化がある。  
    


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              暫く、船上からの幻想的な眺めと雰囲気を感じていた。


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         今日参拝する伊勢の皇大神宮は、日の神と仰がれ、

         祭神は天照大神という女性の神である。          


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          太陽が丸い姿を現すと周囲は明るくなった。

          地球上の、あらゆる生命を育んでる尊い光。


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          皇位の象徴として、歴代天皇が継承する三種の神宝がある。

         やたの鏡、

         あまのむらくもの剣、(くさなぎの剣)、

         やさかにの勾玉、

         いずれも、にぎにぎのみこと降臨のとき天照大神から授けられたという。 

         現在、鏡は伊勢神宮、剣は熱田神宮に祭る。        


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         伊勢神宮、熊野古道、那智の滝、熊野那智大社、高野山奥の院を巡る、

         紀伊半島縦断の旅である。


          数年前、沖縄旅行に行く途中、

          飛行機から、伊勢、熊野周辺と知多半島が、

          地図のようにくっきりと見えたので、

          以前、自動車で通ったルートを探してみた。


          濃い茶色の大地に深い緑が混じったような神秘的空間であったことが、

          強烈に印象に残ってる。

   
          今、その濃くて深い神秘的色彩の、

          紀伊半島の未知空間を探索することになった。          


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光の波長の長い赤はこの空間を通過してしまうが、

波長が短い青はこの空間で乱反射するのでブルーになるらしい。