
細長い区画に整備された農地がどこまでも続いてる、
緑の空間である。
長閑という風景ではなく、灌漑事業による機械生産
という、日本と同じような米作りに見えた。
タイの米の輸出は、日本の年間消費量に匹敵する
約730万トンで、世界のトップクラスである。
タイ米は細粒種あるいはインディカ米といわれ、
日本のジャポニカ米とは区別される。

黄色と緑と青の空間である。
暖かいので、1年に2回収穫ができる。
簡単に考えると、1年で2倍の収穫となる。
地域によっては3回収穫できるので、
1回転か、2回転か、3回転か、この差は大きい。
この機械生産力に日本の機械メーカーが、
事業を拡大していった。
1993年、日本は冷害で米不足になりタイ国から輸入した。
今日、 日本米の価格が下落したので、タイ米の方が高くなった。
タイ米は日本を抜いて高級米というランクに浮上した。
その、タイ米チャーハンを食べてみた。
料理の仕方もあるが、脂っこくなくパサパサした食感で、
混ぜご飯にすると、個人的には美味しい。
今年の正月、沖縄旅行で泡盛の原料米は、タイから輸入されてることを聞いた。
泡盛の裏のラベルを見ると、確かにタイ米と記入されてる。
そうである、沖縄の焼酎原料の大部分はタイ国で作られ、
タイ国で酔ってた。
私は、タイ国の未知なるエキゾチックな文化、風習、隠された思考を、
少し垣間見た。
タイ国の多様な文化にも見習ってゆく部分も多い。
収入が少ないので、その分チップなどでカバーする社会の
仕組みもなんとなく分かってきた。
物の価格、サービス価格は固定したものでなく、
売主と買主の価値合意で価格が決まるようなところがある。
例えば、収入の多い金持ちは、ゼロが一桁、二桁多い金持ち価格で、
つまり、物、サービス価格 + チップ + 消費税 + 手数料 + その他もろもろ。
付加価値がいくつも付着する経済である。