フランス スイス ドイツの世界遺産巡り
2014.1.16 パリ着
1.17 ルーブル美術館 エッフェル塔 シャンゼリゼ通り 凱旋門
1.18 ヴェルサイユ宮殿
1.19 モンサンミッシェル
1.20 スイス ユングフラウヨッホ
1.21 リヒテンシュタイン ファドーツ ザンクトガレン
1.22 ノイシュバンシュタイン城 ヴィース巡礼教会
1.23 ローテンブルク ハイデルブルク シュバイヤー大聖堂
1.24 帰国

モンシャンミッシェルから見た月
2014.1.16
成田空港からドゴール空港までの途中、北極側を見てた。
窓から見える風景の大部分は凍てついた氷雪の世界、
時々、道があり、人家が見える。
暫く見てると地球ではなく、氷の惑星を飛んでるような錯覚になってきた。
窓から外の風景が、私の脳のスクリーンに反射して写ってる。
スクリーンに写った風景を、いつも私が風景を観察する単語で観察してる。
色彩があり、形があり、人々の暮らしがある。
そして、その意味を少し空想もする。
観察してる対象だけが意識され、記憶され、それ以外は自動的に消去される。
見る人により風景が、物が全く違うものになることは、とても面白い。
もし、ここで、心のスクリーンに写ってるものがあっても、
私の心が認識しないと、それは見えない。
パリは、特殊な心で、観察対象を記録した人達の貯蔵庫のような空間なんだろう。
私はルーブル美術館に向かってる。
乗ってるのが飽きる頃、
白雲の中に、輝かない丸いオレンジ色が浮かんでることに気がついた。
クロード・モネの、”日の出”の色彩に似てる。
太陽? でも輝いてない。
多分、月だろう、と思った。
見上げないで、見下ろして眺める日常にはない月。
白雲の上は、薄紫から濃い紫の厚い層があり、その上はオレンジ色で、
更に上は早朝夕のような暗い空。
この世のものとは思えない色彩空間である。
この月は、1時間経っても、2時間経っても同じ位置にいた。
動かず止まってるように感じる。
約6時間位、飛行機と同じ位の速度で同じ方向に移動してたことになる。
時計回りなのか、
反時計回りなのか?
私の心は、オレンジ色の月と約6時間平行して進んでることに気づいた。
私のスクリーンに写ったオレンジ色の月が、実際のオレンジ色の月より、
速く進んでるとしたら、どう説明するんだろう?
少し相対的なことも考えた。
今回は、沈まぬ月から始まった。
どんな旅になるんだろう?