先日、行ってきました♪♪♪

「パリ、愛の歌 ~魅惑のフレンチ・シャンソン~」


あのねー、すぅごいよかったぁああ ( *´艸`)♪

ピアノ、コントラバス、ヴァイオリン、ギター、そしてアコーディオン。

パリ・ミュゼット・バンドが奏でる
「ラ・ギーニュ」で幕が開く。。。

この奏でが、一気にパリへと誘(いざな) う。

背中をゾワゾワッと何かが這う感じがした。

グッと堪えた涙が視界を朧(おぼろ) にする。


アコーディオンが、パリの街を容易に想像させると思うのだけど。
そのアコーディオン奏者が、ハリポタのスネイプ先生に似てて(笑) そして、
アコーディオンの音を聴くと、とりあえず、カフェとクロワッサンを注文したくなる(笑)


バイオリンを弾く女性の腕のタトゥーかっこよかったな。

最近、タトゥーいいなぁと思い始めてて。
たぶんしないけどね。憧れはある。
肌に透ける血管の青色と同じ、青い薔薇を。
愛しい人だけが触れられる胸ンとこに彫りたい。


今回の曲目は、日本で流行った馴染みの深いものばかり。
この私ですら聞き覚えのある曲でした。
Jazzlive のときもそうだったけど今回も。

あ、これシャンソンだったのね!
と思ったよね~(笑)


~第1部 パリの街歩き~ 曲目(日本語訳)

●パリの空の下
●パリの橋の下
●古きパリの岸辺で
●クロワ=フリ村のスラローム
●私のパリの通り
●5月のパリが好き
●アコーディオン
●ラ・ジャヴァネーズ
●グレコ、あなたを忘れない
●オー・シャンゼリゼ


ラ・ジャヴァネーズ、この曲よかった♡スキ




今聴いてもじんわりする (〃艸〃)


~第2部 愛の歌~ 曲目(日本語訳)

●人生のメリーゴーランド
●さくらんぼの実る頃
●オートバイの男
●何でもない歌
●愛の讃歌
●聞かせてよ愛の言葉を
●枯葉
●あなたの頭の中でピョンピョン跳ねた鳥
●彼と彼女のソネット
●男と女
●サン・トワ・マミー
●あとには何もない
●水に流して


人生のメリーゴーランドはいわずと知れた、ジブリ「ハウルの動く城」のテーマソング。

(動画のコメント欄ワロタ)




この曲のタイトルが舞台後方のスクリーンに映し出されたとき。

ヤバイ、と思った。だって、絶対泣く。
やぁぁん、我慢してたのにぃ えーん
久石さんの曲はダメッ、泣くっ!!

パリ・ミュゼット・バンドから奏でられる音色。案の定、涙腺崩壊。

そして、次の曲もジブリ。
「紅の豚」でジーナが唄うあの曲ですよ!

日本語訳は「さくらんぼの実る頃」っていうんだけど。

日本語で歌ってるのを何度か聴いたときがあるのだけど。。。
これが、あのジーナが唄ってた曲と同じだって気づいたの実はつい最近で 凝視真顔

同じ曲に気づかない己がすごい衝撃だった☆

違うの、聞ーて聞ーて?

だってだってね? 全然違うんだもーん!!





これは加藤登紀子さんが唄ってるんじゃないんだけど(笑)
雰囲気あるなぁと思ってチョイス ♪♪v(*'-^*)^☆


これフランス語で唄いたいなぁ。
パリの街で唄いたい。
カフェでもバーでもいい。
つまみ出されるかな(笑)(笑)

イメージは漆黒のドレス。
あ、また1つ野望が(笑)(笑)



シャンソンてね、1曲1曲がそんな長くなくて。なのでこんなに歌えるんだよね。


バンド演奏だけの曲もあったり。
ギターとピアノの方が弾き語りで唄ったり。

同時に2つのことが出来ない私は、弾き語り出来る人尊敬しちゃう。

ピアノ奏者のグレゴリーさん、美声にございました。

クレールさんとのデュエットもよかったです。


そしてね、クレール・エルジエールさん。
透明感溢れる伸びやかな声でしたよぅ (≧▽≦)

この方、わたくしと同じ 1971年生まれ。

あ、私が生まれた1ヶ月後に生まれてる。
え、え!え!!三浦大知くんと同じ誕生日じゃああん!!!
(ちなみに私は久保田利伸さんと同じ誕生日です(笑)、あと吉本ばななさん!)


クレール・エルジエールさんが、お祖母さまに捧げた曲、
「あなたの頭の中でピョンピョン跳ねた鳥」

これね、とてもよかった。。。
この曲が一番心に残りました。
涙止まんなくってまいったよ。

マスク、ありがたし。


「あなたの頭の中でピョンピョン跳ねた鳥」

このタイトル、何か感じませんか?
私この、タイトルを目にしたとき。

ああ、お祖母さま。

認知症だったのだなと思いました。


鳥、イコール、記憶。

記憶が目まぐるしく行来したり、抜け落ちつりする症状もある認知症。


今。自分がこれまで生きてきたどの場所にいるのか。
記憶の迷路を歩いている。けれどやがては、
迷子だったことすら忘れてしまう。


今ね、川村元気さんの「百花」を読んでいて。
読み終わってから行こうと思っていたのだけれど、なかなか読み進められず。
昨日、映画を観てきたの。

認知症を患った母と向き合ってゆく息子の物語です。


だから、タイトルの “ ピョンピョン跳ねた鳥 ” という表現の持つ意味に直ぐ気づけたんだよね。

。。。
今日は何曜日? 何月何日?
どうしてそんな無益なことばかり訊くの?
そんなことは重要ではないわ

私が何者で あなたが誰かなんてもう
そんなことは私にとって
もう大事なことではないの
。。。


このようなニュアンスの歌詞でした。
あ、若干違います。この日、スマホ忘れてしまい、憶えてるうちにメモれなかったので(笑)


なるほどなぁ、と感じたよね。。。


そしてこの後の曲がまた。。。
「彼と彼女のソネット」ーT'en va pasー

“ パパ 行かないで ”

ってね。
出て行くパパを必死で止めようとする女の子の想いがね、もおね、えぇ... (TдT)ダバーッ

いやほんと、マスクありがたし。


アンコールは「バラ色の人生」
そしてなんと「見上げてごらん夜の星を」でした。

客席からは一際大きな歓声が上がりましたね。


帰りにCDを買ったのだけど、どっちにするか迷って。。。
けれど、曲目見たらこの曲が収録されていたので、見つけたあとは即決。

フランス語の「見上げてごらん夜の星を」


私これ、実はね。
3.11の晩に、昨年から唄ってるのです。
部屋で独り。喪に服して。哀悼、追憶。
黙祷を捧げ。あの夜の星を想いながら。

来年はフランス語で届けてみようかな。

(魂は時間や言葉の概念はないので♡)


あ、こんなの見つけました!





カーテンコール間近、何度も何度も小刻みに頭を頷かせて。
何か言っているな、と思って唇の動きを詠んだら、
「merci」「merci bourque」と、言っていました。

何度も、何度も。

(merciの発音、意外に難しいですよね。
だって、r は発音しないじゃない?
メルシーだけど、発音的にはメハシーだもの。)



クレール・エルジエールさんがまた来日した際には、彼女の歌声を聴きに行こうと思います。

以上、
彼女の歌声を部屋で聴きながら、これを書いているシエリ♡でした。

ではまた (* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪




余談(珍事件)

帰りは駐車場が混むだろうなぁと予想していたけれど、予想を遥かに越え、出庫するのに30分もかかりました。

ま、彼女の歌声を車で聴く時間が長くなるだけなのでそれはそれで(笑)

でね。

やっと次私の番~♪ って思っていたら。
何やら前の車がやたらと長い。そして、
どこからかその場にいない音声が聞こえてきて。。。

あれ? もしや、トラブル??

と思って様子を伺っていたら。
自動支払機に寄せた狭い運転席から若い男性が降りてきて、こちらへ向かってくる。

窓を開け、用件を聴く。

「すみません、、、」

機械の故障とばかり思っていたから、その内容にちょっと笑ってしまった。

連れの友人と細かいのを持ち合わせても、どおしてもあと1,500円足りないと言うのだ。

ほら、自動機って万券使えないじゃない?

で、わたくしめ。普段、現金あんまり持ち歩かないんだけど。
この日は珍しく多めに持ってたの。
で、さっき CD 買ったじゃない?
財布の中に、1,500円 あったんだよね(笑)

ナニコレ、と思って可笑しくて可笑しくて。

だってさ、CD 買うとき、あと10円足りなくて、4,000円出したんだよ(笑)(笑)

それで、釣銭500円 が手元に来たんだよ?(笑)


いつもより多めに現金下げたのも。
CD買うとき10円足りなくて4,000円出して釣銭に500円硬貨が来たのも。

この若者にここで 1,500円貸すためだったんじゃないの?!

って、そう思えてならなくて(笑)(笑)(笑)

でさ?
彼に貸したはいいが、私も、残り1枚の千円券を貸したものだから、

あれ?あと万券しか無いんじゃない?! と思って確認したら、別なとこに千円券が!!

無かったら私も後ろの人に借りるしかなかったよ 滝汗

それはそれで面白かったなと想像したらまた、可笑しくて笑ってしまった 笑い泣き

彼は直ぐ様、ファミマで崩して。
丁寧にお茶まで買ってきてくれたんだけど。

「いーよいーよ、お金だけで(笑)(笑)。そのお茶は君が飲みなよ」

と受け取らなかったんだけど。。。
受け取るのが礼儀だったかな?

だってさ、、、
後続車がまだいる中、漸く自分の番が来て、細かいお金足りなくて駐車料金払えないとか(笑)

いや、喉が渇いてるのは君でしょ!
と思ったら受け取れなかったんだよね。

だから、貸したお金と気持ちだけ受け取りました。


ってのはタテマエで。
ほんまは、帰りに珈琲飲もうって決めててん。
口の中が珈琲の想像を消すことが出来なかったんよ(笑)(笑) ひっど!(笑)(笑)(笑)


まぁ、そんな珍事件がありまして。
コンサートでホクホクした私の心に、更に笑いをくれた彼に感謝。

思い出ありがとうございまーす!


さて、次回は筋肉と感情のお話。題して

「筋肉は裏切らないっていうけど」


です、お楽しみに!(笑)