地元にいないのでネタが仕事ネタしかありません。

ということで、少し仕事の紹介をします。

私の仕事は【土木施工管理技士】という仕事です。

今、香川県のとある国道のバイパスを作っています。

 

川に橋脚を作り、その上に国道のバイパスを通す工事です。

せっかく作ったものが、竣工後は土の中に埋もれてしまうので、ちょっとだけ紹介。。。

人も車も、みんながいつも何気なく渡っている橋には、実はすんごい技術が詰まっているんだよ、すんごい構造物が埋まっているんだよ、という紹介をしていきます。

まずこれ。。。

場所打ち杭工と言います。

 

鋼矢板(こうやいた)と呼ばれる土留めを施し、でっかい杭基礎を打ち込む工事です。

地中十数メートルまで杭が打ち込まれています。

そして穴掘って、こんな鋼鉄の骨組みを仕掛けます。

これを土留め支保工と言います。

 

横の囲いが『腹起し』、角にある斜めの鉄骨が『火打ち』、奥の腹起しと手前の腹起しの間に何本も横たわって架けられているのが『切梁(きりばり)』。

同じような鉄骨ですが、それぞれ呼び名も違います。

 

鉄骨はこんなクレーンで吊り上げられます。

ラフタークレーン』と言います。

鉄骨は数百キロ~数トンあります。

一番小さい火打ちですら、人力ではまず持ち上がりません。

 

杭頭を抜き、鉄筋をむき出しにします。

この鉄筋、よくある駐車場や家のブロック塀の中に入っている鉄筋の数倍の太さです。1本でも人力では持てません。

土を整正し、砕石したのち、小さな型枠を組み、コンクリートを流し込み、下地を作ります。

捨コン(すてこん)』と言われます。

これがないと、この上にコンクリート造の本体構造物を作るための鉄筋や型枠が組めません。

捨て、とか言われていますが、重要なものです。

 

下地はこんな感じに出来上がります。

 

そして構造物の骨、鉄筋を組みます。

だんだん“橋台(きょうだい)”と呼ばれる、橋の土台がイメージできてきます。

一般的には“橋脚(きょうきゃく)”といわれるやつですね。

ここまで来るともう杭のあるところには入れません。

 

そして鉄筋の上を歩くのは非常に勇気が要ります。

足を踏み外すと事故になりますので、安全帯の使用厳守です。

筆者、不使用で所長と現場代理人に怒られました。。。ガーン

安全帯が使えないところには、足元にメッシュ板を敷いて歩けるようにします。

 

型枠が組立てられました。

 

三角の部分は、コンクリートの被りを確保するためのスペーサーです。

白いプラスチックの部分につながっている鉄の棒をセパレート、白い部分は通称“Pコン”と呼ばれます。コンクリートの重みで型枠が変形しないようにするためのものです。

(…っていう説明でいいのかな?)

 

Pコンの外側はこういう風になっています。

 

深い穴を掘っていくと、稀にこんな小動物に出会えます。

“もぐら”

可愛いです(笑)

 

では次回はいよいよ本体構造物の生コン打ち。。。

その前に鋼矢板の引き抜きか。。。