なぜだか以前よりもずっと魅力的に思えて
わたしは少し戸惑った。
あなたと距離を置いたのは
きっとそれなりの理由があったのだと思うけれど、今のわたしにはむしろ合ってるのかもしれない。
時の流れって不思議ね。
ひとりになって久しいわたし。
幸せの形は人それぞれ違う。
確かな価値観を自分の中に築いてから
他人に何かを期待していた自分を恥じた。
自由を謳歌すると同時に、自分の行動やそれによって生じる自分の感情には責任を持っているつもり。
それでも抑えられない本能。
沸き起こる欲求を満たす際に、いつの頃からかクオリティを重視するようになった。
いわゆる三大欲求という言葉で表現されるそれ。
若い時は質より量だったと思う。
わたしはその他の欲があまりないから
そのシンプルな欲求に対しては、なるべく妥協はしないことにしてる。
別にそんなに難しいことを望んでいる訳ではなくて、自分に合っていればそれでいいのだけれど。
そんなわけで夜のパートナー探しは結構大変。
一晩寝てみないと自分に合うかどうかわからない。
いざ寝てみて翌朝後悔なんてこともある。
期待しないで寝てみて意外といい時もあれば、最初は良かったのに、時が経つにつれ合わなくなっていくことも。。
今のパートナーとの相性に疑問を感じ始めていたわたしは、ほんの出来心で昔のパートナーと久しぶりに一夜を共にした。
それは本当にただの気まぐれの筈で
一夜限りの戯れのつもりだったのに
その夜からわたしの身体は完全に
あなたの方が良くなってしまったみたいで
こんな身勝手なわたしに振り回された歴代のパートナー達が部屋の隅に積みあがっていくのを尻目に、今日も気まぐれで引っ張り出してきた昔のそれに頭をうずめてひとり快眠をむさぼるわたしがそこにいた。
あ、言い忘れてたけど
夜のパートナーって『まくら』のことね。
三大欲求の中のひとつ〝睡眠欲〟を満たすのに欠かせない寝具ですね!
なんか最近結局どの枕使ってもしっくりこないなぁ(´・ω・`)
気がつけば体重がだいたい元に戻っていました。嬉しいような悲しいような複雑な思いですね。
ひとり運動会気分
ひとりプレイ得意なわたし笑