都知事選2014の泡沫率を計算してみた | メトロノームの雑記帳

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今朝の新聞に、都知事選の区市町村別得票データが載っていたので、
計算してみました。


舛添氏、宇都宮氏、細川氏、田母神氏、
家入氏、ドクター中松氏の6名の得票率のみで、
マック赤坂氏以下10名の得票率の記載はなし。


各人候補者の得票率データから読み取れること。


(1)ドクター中松氏の得票率


 23区および24市においては、軒並み1.0%~1.6%の得票率。
 ほかの候補と比べて、どの区市町村に強いというのではなく、
 まんべんなく支持者が1%台いるということが分かった。

 ※ただ、有権者数が少ない4町と、島(2町7村)においては、
 0.7%の得票率だったり、3%の得票率だったりしています。



(2)家入氏の得票率


 ネット選挙を駆使し、ツイッターで政策を募集するという新しい形を
 試みた若手候補者。
 若者が多く住んでいそうなエリア(都内北部、東部など、家賃が安めのエリア)で
 支持率が高いのではと踏んでいたのですが、
 結果を見ると、渋谷区では3.6%の得票率。目黒区でも3,1%。
 あとは中央区2.7%、港区2.9%。
 ネットに敏感で高所得な若い社会人が投票したのかもしれません。


 都内北部、東部では軒並み1%台の得票率。
 市でも1%台、低いところは0.6%台の得票率です。
 選挙後、家入氏は「もっと街頭に立つべきだった」と敗戦の弁を述べていたそうですが、
 確かに都内北部、東部、あるいは市部の得票率を伸ばすには
 もっと街頭演説が必要だったように感じます。



(3)その他候補の得票率


 マック赤坂氏以下10名の得票率詳細は出ていません。
 なので、各区市町村で、上記6名以外に投票した率を算出してみました。


 これを私は「泡沫率」と名付けてみました。


 ただ、6名以外に投票したのか、白票を投じたのか、あるいは無効票なのかは
 データがないので、必ずしも泡沫率と呼べるかは分かりません。


 さて、23区では泡沫率が軒並み2%台です。2.4~2.9%。
 市部では、青梅市の泡沫率が3.1%である一方、
 羽村市の泡沫率はたった0.7%でした。

 そして、町(郡)や島では、泡沫率が軒並み3%を超えています。
 檜原町、奥多摩町、大島町ではなんと5%を超えていました。


 ただ、母数が少ない町(郡)や島においては、
 舛添氏の得票率がほぼ50%を超えている(利島村では67%!)
 ということを考えると、泡沫率というより、白票率と無効率が高いように思えてきました。


舛添氏以下、供託金没収を免れた4名においては
私じゃなくてもきっと誰かがまとめていると思うので、省略します。


最後に、マック赤坂氏の名言を引用して終わりにします。
「私は泡ではない。人間です。」


2014年建国記念日に