特別支援学校教諭免許取得のために、3講義中2講義分は通信指導という名の中間テストがありまして。

 オンライン講義を読み聞きし、教科書を読み、事前に提供されていた問題と照らし合わせて正答を記録しておいて。

 とやりながら、全問解いて、いざ通信指導にトライしたのですが。

 万全! と思っていたのに、教科書やオンライン講義の表現の仕方に穴があって、教科書には「〜という場合がある。」と書かれているけれど、問題では「〜だから重要である。」という感じだから、コレは引っかけで間違いやろ・・・と思ったら、正解だったりして。

 もう一つは、単純に、最初はこっちが正解だと思っていたけれど、後々よく読み返すとこっちが正解か〜と書き直したものを、最初の解答の方が正解だったと読み取りミスしてしまったりで。

 結局、2講義それぞれ1問ずつ間違いました。一応、これくらいなら問題ないだろうけど。くやちい〜。

 通信指導がある単位を優先的に取り組んでいたので、もう1講義はまったく手付かず。こちらは毎回のオンライン講義で小問題が提示されて解答するタイプ。

 七月中旬〜下旬あたりに、通信指導のあった2講義は最終テストがあり、おそらくそれに対応するらしき問題も出ているので、ペースを少し上げながら取り組まなきゃな・・・ってところです。

 問題文を読んでからオンライン講義に取り組んだ方が効率良いと思ったのもあって、4月中は手付かずだったので、ちょっと遅れ気味かもしれません。

 たまにシロちゃんにペンを泥棒されたり、アオちゃんにパソコンの上を歩き回られたりと妨害行為に遭っています。


 異動希望は肢体不自由特別支援学校だから、選択教科は肢体不自由なのですが、それでも併発しやすいADHDや自閉症、学習障害などのことについても勉強しています。

 上記の発達障害は、完全に解明されてはいませんが、中枢神経に何らかの問題があって発症している可能性があり、同じ部位に問題があるからこそ併存しやすいとの見解を示されていました。

 だから私もやっぱり、ディスカリキュア(算数障害)なところがあるのかな〜とか思います。

 意外だったのは、注意欠陥多動障害(ADHD)への診断のプロセスが細かいとかろ。6ヶ月間以上、あれこれと該当する困難さが認められたら診断対象になるとのことで。だから、一概にウィスクなどのアセスメント検査だけで決めつけられないところもあるらしく。経過観察によって認められたら、というところらしいです。

 自閉症は、3歳ごろから発症の様子が見られるので、わりと早い段階で診断が降りやすいとか。

 学習障害は知的な遅れはないけれど、読み書き話す計算、推論など、何かしらのことに困難さが就学期から見られたら、という判断だそうです。

 上記の3つとも、何にせよ、困難さにばかり注意を向けず、支援することはもちろん大事だけど、できていることに目を向けて褒めたり認めたりすることが大事だと語られていました。

 特に注意欠陥多動性障害なんかは、「わざとルールを破る」とか「わざと人に危害を与えている」とか、そういうふうに見られて叱られがちな性質があるので、自己肯定感が下がり、自己評価も落ちるそうです。

 適切な行動をしていることを認めていくことが大事。というのが結論でした。

 特別支援学校では肢体不自由児が多いけれど、当然ながら中には他の障害を抱えている子もおり。

 はっと気づいたのは、病弱児の該当者に、骨形成不全児がいたことですね。

 私、まだまだ若手の頃に、骨形成不全児のお子さんを学級で預かったことがありまして。骨がとにかく折れやすい、でも体育はできるだけみんなと同じようにやらせて欲しい。と保護者の方に言われてまして。

 それで跳び箱をする際に、補助しながら取り組んでいたのですが、着地時に少し足を捻っただけだったのですが、それで足の骨が折れてしまって。

 「あー! この一年はぜったいに骨を折らせないようにしたかったのに!」と後悔したもんですが、そりゃ難しいわけだ・・・本来、特別支援学校相当の対象児童なんだもんな・・・と、当時のことを後悔していたもんですが、できる限りの支援はしていたか、と自分を許せる気分になりました。足の骨が治るまで、四階建て校舎の最上階にある教室まで、特別教室の移動や下校時など、毎度おんぶして送っていたし(エレベーターがなかった)。

 他の各障害の症状についても、読みながら「あ〜あの子って、お母さんはADHDだと決めつけていたけれど、これこれに該当しないから、案外ADHDってわけではなかったのかも?」とか、過去に相対した児童たちを思い返して読み進めることができました。特別支援系の児童を多めに見るようにしてきた経験があったおかげで、関心をもって読み進めやすかったです。

 とはいっても、まだ折り返し地点にも立っておらず・・・。

 無事に免許取得できたらいいなぁ・・・。


↑ベッドで寝ていると一緒に寝て、リビングに来ると着いてくる。そんな愛嬌のあるアオちゃん。


↑シロちゃんはマイペースマンだから、自分の好きな時に好きな場所へ行く。夫や私が帰ってくる出迎えに来るところは愛嬌を感じます。

 にしても、兄弟かってくらい、いつも寝姿がリンクしている・・・。