学習や純粋な発達障害検査に寄ったWISC=Ⅴ(大人はⅣ)が、子どものアセスメントの一つとして主流ですが。

 

 中にはヴァインランド2と呼ばれる、適応行動尺度というものもアセスメントの一つとしてイイと謳われているようです。

 

 ウィスクが「言語理解」「知覚推理」「処理速度」「ワーキングメモリー」の4つとIQ(知能指数)を調べるもので、その結果の折れ線グラフの出具合とか、グラフの位置とかで学習障害(LD)、自閉症(自閉スペクトラム症、広汎性発達障害、アスペルガー)、注意欠陥多動性障害と、知的障害に区分されるわけですが。

 

 ヴァインランド2は日本産の適応行動と呼ばれる、いわゆる「日常生活に支障がない言動がとれるか」ということを調べるもので。

 

 テストで受ける心理検査のウィスクとは異なり、保護者や支援者など、対象者から近しい人に聴き取り調査を行って評価するものだからブレが生じやすいのかな・・・。とちょっと思ったりなんかしましたが。

 

 これを受けることによって、俯瞰的に「日常生活において対象者がどれぐらい自立しているか」「コミュニケーションスキル」「日常生活スキル」「社会性スキル」「運動(粗大・微細)スキル」などの能力がどれだけあるのか、強みや弱みを知ることができるそうです。

 

 というのを、発達障害の勉強していて初見で知ったので、「へぇー。そういう検査があるんだ~。」と驚きました。

 

 こちらでもウィスクとやや被っている、読み書きスキルなども図られるようなので、LD疑惑に悩んでいるお子さんとか、日常生活でこだわりの強さや注意力散漫さに悩んでいるお子さんなども、具体的に何がどうしてできないのかを知ることができたりしていいですよね。どうしたら改善できるのか分かるから。

 

 反対に、粗大運動が実は得意で、こういう運動を試すともっと伸びるとか。微細運動が得意で、折り紙をやらせたら天才的とか。そこから空間認知の力が発達したりして、もっと能力が伸びて自信に繋がるとかあったり。

 

 ということが期待されるので、こういう検査も気軽に受けられるところが増えるといいな~なんて思いました。

 

 今のところ、ヴァインランド2を実施しています~なんて機関を聞いたことがないですので。

 

 何歳から何歳まででもいいみたいなので、特にコミュニケーション能力に問題がある私も、受けられるものなら受けてみたいと思うものですね。今度の通院で精神保健福祉士さんに聞いてみようかな。

 

 と言う感じに、それとなく発達障害に関する勉強も進んではいます。無理しない程度に、じょじょに。

 

 今日は何にも予定がない日だったので、2講義やって、休憩して、また2講義やって。ってな感じで進めていました。

 

 今は講義ごとに小テストがある単位を優先して取り組んでいるのですが、これがまあ、物によっては「ひねくれてる~」と思うような出題の仕方をするものがあって。こういうところで「シン読解力。」を思い出しつつ、「~だから・・・だろう。」と予測し、今のところ15講義中9講義まで進められてしますが、小テストは全問正解してきています。

 

 無事に単位がとれるといいな~。やってみたら、通信問題がある他の2(4)単位の講義よりも、この講義がいちばん進めやすい。他のは時間がかかる。でも、ちゃんと取り組まないと、最後の試験に落ちる・・・。通信問題(中間テスト)の成績がほどほどに良かったとはいえ。

 

 放送大学は楽~とは言われていますが、それでもそれなりにタイヘン。でも、内容が実りあるもので良かったです。机上の空論みたいなものばっかりだと、右から左へと流れていっちゃうので。

 

 体調崩さないように気を付けつつ(根詰めすぎて体調崩したばかり)、ほどほどにがんばりたいです。

 

 

※蛇足

 

 今度、勤務校の運動会があります。そして、卒業学年の6年生が行事の運営をしますが、その学年は中学年の間の2年間受け持っていた。

 

 なので、さすがに観に行きたいな~。と思ったけれど、子ども達、私のこと忘れていないかな・・・。と心配になり、もう今度姿を現すことになるんだからと、普段は休職中だから子どもの前には姿を現さないように心がけている私ですが、ちょろっと下校中の子ども達の前に登場しました。懸念していた問題はなく、「わ~! メイ先生だー!」「ねえ、メイ先生いるよー!」と慕ってくれていた子達を中心として、わいわいと話しかけてくれました。

 

 ごめんね・・・。私、人の名前忘れっぽいから。名前出てこないんだ・・・。思い出はあるんだけど。

 

 私を発見した瞬間、礼儀正しくびしっと最敬礼の形で頭を下げるダンスィ。「いつもこんな感じで礼儀正しくしてんの?」と聞いたら周りに「そんなわけない」と言われて「言うなよ!」と笑いながら怒っている。「先生先生、俺さ、図書委員会に入ったの。」「あれ、そんなに読書好きだったっけ?」「好きだよ!毎週2冊は小説読んでるんだから!」「やんちゃしてるイメージが強くてさあ」「今はそんなんじゃないし!」と、乱暴者(私の前では蛇ににらまれたカエル)だった子をいじったら聞いて聞いて状態に。「先生にもらったアレ、今も持っているんですよ!」「ほら、ランドセルの前ポケットに!」と、何人かの女子が進級時に、毎年恒例で思い出のしおり作りさせてプレゼントとしているものを見せびらかしてくる。

 

 とまあそんな感じで、覚えてもらえていて良かったな~。そして、昨年度いろいろあって(ここでは話せないシャレにならないトラブル)殆どの学級が学級崩壊していたという情報があり、今年度の担任は異例の引継ぎ教員なしの刷新状態で、基本的に新しく赴任してきた方々で占められていたから、担任たちはきっと「誰だろう・・・。」と思っていただろうな、と感じました。一人だけ、組んだこともある後輩が担任でうろちょろしていたから、疑問に思われたら、その子が説明してくれるだろうと期待しました。

 

 やっぱり現場はいいですね。活力にあふれる。

 

 忙しくても、学級で過ごす毎日は好きでしたからね。ほんと。

 

 よく診断書出しにいきつつ、職員室にもお邪魔することが多いから、今回は特にお世話になった方にお礼の品を渡しておこうとちょっとした差し入れを持って行ったのですが、それで職員室内をうろうろしていたら「職員室にいても違和感ないよね~!」と言われました。

 

 復帰しても、無事に受け入れてもらえそうです。

 

 後輩くんに「いつ戻るんですか?」と聞かれたものの、「ドクターストップが解除されないとねえ・・・。今も薬の量が減らないのよ。寝る前だけで9種類よ。飲み続ける持病もあるけど、にしてもこれが減らないと何とも言えないわ~。」と言って、「そうなんすか・・・。それは飲みすぎです・・・。」と引かれたけれど、別の後輩男子も急に鬱になってバッタリ仕事に来られなくなっちゃっていますから、「いつ心身を壊すかなんて分かんないよ~。私や〇くんの二の舞にならんように、ほどほどに働きなよ~。」と声掛けしました。

 

 男の後輩がやたら多いのは、女子会トークが苦手だから。心身を壊し始めた際に、理解の深い校長が「なるべく男と組ませる」としてくれたからです。女性一人、ってことは大規模校だからなかったけれど、それでも男性の比率を高くしてくれると、余分な女子トークが出にくくて、私としてはある程度気楽に過ごせました。会議もポンポン進みやすいし。

 

 なにはともあれ運動会、無事に天候に恵まれて実施されるといいな~。早起きもしなくちゃだから、体調崩している今、しっかり休んでおきたいところです。ちなみに膀胱炎はかなり状態がよくなりました。一生再発しないでくれ。