3.11福島 生きる事は素晴らしいのです | Metisオフィシャルブログ「みんなに ONE LOVE じゃ~」Powered by Ameba

3.11福島 生きる事は素晴らしいのです

3月11日 震災から早くも4年が経ちました。


ふくしまビックパレットにて開催されました福魂祭。
今年も沢山のお客さんが会場に足を運んで頂いた様でした。
会場には沢山の写真が貼られていたり

沢山の福島の飲食店さんが並びました。

餃子や焼き鳥

わざわざご用意して頂いた

お弁当とても美味しかったです。
ありがとうございます。












さて、










改めましてMetisです。今年は早く福島に春が訪れる事を
祈り、服装も日本の和をイメージしてみました。







今年もオープニングで人間失格~生きる事は素晴らしいのです~を歌わせて頂きました

そして、夜からはもう一度私のステージ時間を頂き3曲歌わせて頂きました。
さらばさくら 母賛歌 太陽みんなを照らせ です。






あの時の胸の痛み
みなさんは覚えていますか?



私達は、あれから4年
必死でそれぞれの人生をかけぬけて来たと思います。

ある時は胸に刻み

ある時は絶望し

ある時は怒りに満ち

ある時は一刻も早く忘れようと

そしてある時は忘れない場所へ再び行ってみようと


自分の生きがいは何だろう

自分の未来はどう描いて行こう

自分の愛する人はどこに

あの時ちゃんと言えた言葉はあっただろうか

自分の今やるべきことは何か

どこに行けばそれが始められるのだろう

はたして

明日

小さな一歩を同じ気持ちで踏み出せることがまた出来るのだろか。。。


4年。

4年間吹き抜ける風

4年間流し続けた涙

4年間絶望の中で生れた笑顔

4年間で生れた命 祈り

4年間ひたすら新しい時は刻まれました


あっという間だとおもいます。


私も

そんな事を思いだしながら
福島に辿り着きました。歌いました。

全力で歌いました。
私はたった30年間しか生きておりません。

ですが、その30年間の自分の人生
全部を賭けてこのステージに上がらせて頂き

あの時から今日まで自分はどうだったか。
思い出しながら歌いました。




他のアーティストのみなさんも福島の

みなさんに夢を与えてらっしゃる光景が

印象的でした。

歌、ダンス、
そして自衛隊の方々の楽器演奏。

オペラ、子供たちの

合唱、映像で流される被災地の現状。様々な声。




会場の皆さん、アーティスト、全ての人たちと黙祷。





秋吉久美子さんのお話。

会場に来たお客さん、福島の街の方々

実行委員の方々は

普段はご自分の会社を経営しているみなさんです。
実行委員の方々含めまだたくさんの方々のお力で
この福魂祭に愛を注ぎ、育て、福島が希望を生み出すための




レールを1つ1つ引いて下さった努力の結晶がこの福魂祭だと思います。




そして、今年の福魂祭。

広島で起こった

土砂災害で亡くなられた街、命の事も考えて頂き

一部の寄付金を送って下さることにも大変感謝しております。

そして、今年は

広島の原爆70年という事もあり

広島平和公園にある「原爆の子の像」の

モデルとなった佐々木禎子さんの甥である

佐々木祐滋
もさんも

この福魂祭に参加されたという事で

折鶴プロジェクトも始まりました。

私もこの出逢いに光栄でした。



この日、2千羽の折鶴が福島のみなさんの手で




折られました。



福島と広島。



願う気持ちは一緒なんだと痛感いたしました。


折ってくれたみなさんにもありがとうございます。


 


華原朋美さん May
J.

さん 山嵐さん  SHIKATAさん CLIFF EDGEさん
BIRTHさん 
Julietさん THEGOLDさん VOXRAYさん

SOLIDEMOさん 中村舞子さん SHUNさん 山猿さん 


越尾さくらさん サムライロックオーケストラさん 橋本妙子(ソプラノ)さん

YUKIYOSHI(作曲、編曲家)さん STEAL-I白井 英治(ヴァイオリン)さん


音楽のジャンルは様々です。でも気持ちは


一緒だと感じております。


音楽を奏でるだけで


そこにちゃんと心を込めれば


人は一つになれない事はないと私はおもっています。


 

 

最後に一緒に出演したコタクラさんにCDを頂きました。

幸せの答えという曲の歌詞がとても純粋な心からでてきたものだと

ライブを拝見してそう感じました。

確かこの曲を一曲目に歌われていましたが

人のすぐ間隣で励ましてくれている

友人の様な優しさを感じた曲でもありました。

わざわざアルバムをありがとうございます。

この様にたくさんの人たちが形として残して行き

忘れない

だけではなく

この時代に生きる者として

私達は次の世代にいつかバトンタッチする日まで

自分の伝えられる記憶 想い 警告 繋がり 本当の真心を

ぬくもりを伝え語りまた、

音楽を通して



日本から世界中へ数え切れぬ花の種が蒔いていけます様に。










大丈夫です。


どんな時も


大丈夫です。












私は福島にもう一度帰ってきます。

その時までみなさん、本当にお元気でお過ごしください。

東北地方の全ての震災で命を亡くされた方々
にご冥福をお祈りいたします。



被災者の方々に愛を込めて。


ありがとうございました。