瞳を閉じて風に心委ねて
東日本大震災から
1年たちました
亡くなられた方々へご冥福をお祈り致します
もういつ、どうなるか分からないね
私は今回の震災で
生きるって何だろう
人の運命って何だろう
人生の意味って何だろう
と苛立ちをおさえながら何度も何度も
考えていました
まだ私自信明確な答えは見つかりません
まだちゃんとさよならさえ言えずに
大切な家族や友人や恋人と離ればなれにならなければいけないのは本当に
苦しすぎる
苦しいという言葉を遥かに越えた感情を受け止められないですよね
そして、今も不安と戦う被災地の方々の事を思いました
きっと自分が生きる糧になっている愛する人を
亡くされた方々もおられる事だと思います
本当に
言葉に出来ないですよね....
去年宮城の七ヶ浜の瓦礫の海岸を思い出し昨日の事のようにあの悲惨な風景が頭にやきついています鋭い刃をした瓦礫が折り重なるのを横目に見ながら
反対側の視界はいつもの様に空の純粋な青をどこまでも水面に映し、
ゆっくり大きく揺れる海がいて、小鳥が何でも無かったかのように幸せそうに話をし、何ヵ月か後、何もなくなった土の中から再び新しい生命の誕生を自ら喜び大地を突き上げて伸びる花を見ました
これが自然なんだ
これが自然の強さなんだ
自然は失われまた生まれ
それをおおらかに受け入れ共存する
私という小さい人間よりも遥かに遥かにたくましく
命いっぱい生きているんだなぁと
改めて感じました
そして、いつもここに落ち着きますが
私に出来る事を!
と胸の真ん中に置いてその気持ちを大切にしようと迷いながらも思ってます
被災地の方々に
被災地の自然に
被災地の動物に
被災地じゃない街の方々に
被災地じゃない街の自然に
被災地じゃない街の動物に
自分の家族や周りにいる愛すべき人達の為に
これからもずっと
自分の信じる気持ち
信じた行動を音で伝え続けたいと思います
そして、頭が
こんがらがっている 私を少し静めさせ
落ち着かせてくれた宇佐美百合子さんのすべての優しい夜にという本の中でとても気に入ってしまった詩を一部分アップさせていただきます
『ありがたい』
朝から晩まで、
いろんなことを考えすぎて
不安の世界にうもれてない?
いったん、考える事から離れて、目の前の自然を感じよう。
暖かさもあれば、
寒さもある。
光も、影も、なんでもある。
身のまわりにあるものに、いい、悪いをつけはじめると
こころが、シュルシュルしぼんでいく。
しぼんだこころは、不自然だから、
みるみる、不安にむしばまれていく。
だから、どんなことも、『そのままで、ありがたい』って思おう。
たとえ、ソンしても、『これですんだんだから、ありがたい』
たとえ、病気になっても、
『まだ生きてるんだから、ありがたい』
そうやって、
不安をぜんぶ、感謝にかえていくと、
おだやかな気持ちになれるから。