とても自慢になることではありませんが、正直に告白すると、

私はセンター試験を合計6回受け、6回二次試験を受けました。(笑)

その間、国立大学理系に合格しましたが、入学を(きちんと)辞退し、後に別の大学を休学した上で、さらに受験し直しました。(いわゆる、仮面浪人、再受験をしました。)

その中で、最後の1年は勉強方法を劇的に変えただけでなく、それを徹底して続けました。そして結果も出せました。第一志望A判定も余裕で出せました。

昨今、勉強の方法についての本やネット上の情報は巷にあふれるほど存在しますが、
いざ、『実行に移す』には個人差があり、そこで実行できたかどうかが、結果に影響してくるものです。

では、その「いざ実行する」ために、そしてそれを「継続する」ために重要なことはなんでしょうか?

ここでは、これまでのまとめをかねて、勉強方法に大切な二大エッセンスを「統合」させてみましょう。

そこに「答え」があります。


$~勉強の極意~ "アプリアシスト型" 勉強法データベース


二大エッセンスとは、

時間制限」と「復習システム

です。

ダメなときは、大体このどちらかができていません。

これまでのまとめをしておきます:
① 「時間制限」: 集中できていますか?集中力を呼び覚ます!タイマーを使って勉強する方法
② 「復習のシステム」:一夜漬けなら京大に簡単に合格できるくらい勉強をしたことがあるのに

これら二大エッセンスを統合することにより、単発のやりっ放しや、一夜漬け型の勉強に終わらずに、勉強したことを自分の記憶として残し、気分よく継続できます。

その理由を考えてみます。
二大エッセンスを今まで個別に紹介してきましたが、ここで「統合」させてみましょう。

学習を、「効率的に」、「気分よく」、ゲームのように「楽しみながら」、続けるために重要なのは、二要素:「時間制限」と「復習のシステム」を統合して、

「リズム」と「達成感の循環」

を生み出すことが重要です。
そのリズムと循環に乗って、学習の習慣を維持することが大切です。

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前にも触れましたが、人間の集中力は長い時間続きません。
特に、やりたくないことや難しい課題に取り組み続けるには、本人の意欲だけでは集中力のまで高められません。

そこでまずは「時間制限」を設けて、集中します。
そこに「復習のシステム」を統合します。

(私が紹介した)「4回復習のシステム」と「時間制限」を統合すると、

一回一回の勉強は20分~90分の"小さい単位"にでき、

しかも、分散した復習システムにより負荷も軽減できます。

(ちなみに私は、普段は標準的な題集を25分で3問、たまに難問を90分で3問という単位でした。)

このときに「できること」からやるようにします。

そして、一つの学習が終了したら、一旦止めます。
その後、10分くらい休憩をとるとよいしょう。

それから次の単位に取りかかります。ここでも「時間制限」を付けて取りかかります。

このように、「時間制限」+「復習してから進む」を一セットして次々回すと、
一回で完璧を目指して時間制限がなかった時より遥かにストレスなく、意欲を持って次の学習に取りかかれます。


そこで起きていることは、前記事にも書いたとおり「気分の高揚」と「集中力の高まり」です。

「時間制限」と「復習のシステム」を合わせることで、
集中度を上げる機会が増え、
気分も良をよくする「できること」も増え、
意欲が高まる要素が増え、
記憶の効率も高まり、

と、様々な要素が増えるので、

集中して気分よく、継続して、記憶に残す、よい「リズム」が自ずと作り出せます。

いわば、勉強に集中力・気分・気分の向上の「スパイラル」を引き起こします。

勉強法は、単発でもすぐに試すことが重要ですが、どんどん試してそれらを「統合」してしまうと、相乗効果が望める、という例です。


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最後に、私の大学受験浪人話の「続き」です。

どうしてそのようなことをしたのか?

ということについて書いておくと、「ただなんとなく偏差値で大学を選んだり」、「遊ぶために大学に行く」という風潮が嫌だったからです。

現在のような世の中で、このような理由から大学受験にこだわることは私自身お勧めしませんが、試験という、ある程度ルールがある状況下では、不安でも方法を変えることで実行に移し、より良い方法を編み出してく、というよい経験は得られます。そのような点で「学習の効率化を計ること」はその後のためになるかもしれません。

私にとっては、この勉強の方法は後々役に立ちました。
…単位をたくさん取ったり、英語の資格をとったり、はたまた、こんなアプリを作ったりという学習に役立っています。

勉強法については5年も考えていたので、まだ書こうと思う事柄があります。よろしければご覧下さい。
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復習通知は「すっぽかし」にも対応しているので、気軽に復習が続けられます。
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