「『信じる力』で人が成長する。
なるほど!」と膝を打った人には
今日のブログは読まなくても
よいかもしれませんね。
「人の成長」と「信じる力」がつながらない。
そんな人はいませんでしたか?
私も彼に再会するまで
そんなことを思わなかったので
その気持ちがよくわかります。
でも、こういうことだと思うんですよね。
たとえば、人が何かを学ぼうとするときは
お手本があったりしますよね。
野球のたとえで、たとえば
「カーブをうまく打ちたい」と
思ったとき、カーブの打ち方が
うまい人に打ち方を教わります。
それで、教わるほうは
その教えをやってみて、
やってみて、やってみます。
とにかくやってみる。
ここで必要なのが
師匠のことを「信じる力」です。
一点の曇りもなく、
師匠の教えを信じられる人は、
そうでない人に比べて
成長が早いように思います。
「教わるときは何も考えない。バカになれ!」
と言われたことがあります。
「師匠が間違ったことを教えている」、
あるいは「自分には合わない」、
なんてことを思うと、
少なくともその師匠からは
学ぶことはできず、
成長するには遠回りに
なってしまうでしょう。
「その教え方は自分には合わない」
ということも当然あるでしょう。
でも、少なくとも師匠はその理論で
カーブ打ちが上手なのだから
今の自分よりも前を行っているはず。
合わない師匠についてしまったのは
不幸なことかもしれないけど、
無数にある、うまくなるための選択肢が
ひとつ消去できて、絞れてきたと思えば
それはそれでいいじゃないですか。
「失敗は成功のマザー(by長嶋茂雄)」
ですよね。
カイロを習得した彼は、
とにかく素直で、素直な人でした。
「信じる力」が強い人だと思います。
素直にならないと信じることはできない。
一般的に歳を取ってから成長する
のは難しいと言われますが、
それは新しいことが覚えられなくなっている
とかそういう理由でなくて、
素直さや信じる力、そういうのが衰えて、
バカになることを躊躇するから、
のような気がします。