先月、事務所で懐かしい顔に
出会いました。
10年ほど前に一緒に仕事を
していた男性です。
彼は私より15,6歳年下。
でも、私は中途入社でしたから
この職場では同期にでした。
でも、その後、彼は
自分のやりたい仕事を求めて
退職。
その仕事というのが、
カイロプラクティックでした。
再会するまで彼がそんな仕事を
目指していたとはつゆ知らず、
当然びっくりしたんですが、
すぐに意地悪な考えが出てきて、
(なんせ、とっても純粋な良い子なので^o^)
「俺の体の悪いところ、分かるか?」と、
質問してみました。
すると彼、
「じゃあ、田中さん、『気をつけ』
してもらっていいですか?」
「おお、分かるもんならやってみ?」
「すごいですね、左に傾いてますよ。
すごい傾きです。」
みたいな感じで、一発で
私の悪いところ(痛い部分)を
指摘されてしまいました。
彼の実力を把握した私は、
数日後、彼の施術を受けていました(笑)
サービス期間中ということで、
そして、一緒に仕事してたときは
だいぶ世話してやったので(笑)
無料で30分ほどやってもらいましたが、
見事に腰痛と首痛がとれました。
「通いたいけど、お金がかかるしな…」と
お金のことばかり気にする私に(苦笑)
「大丈夫です。自分もずっと通ってもらうつもりは
ないですから」とうれしい言葉。
「僕だけ頑張ってもだめなんです。
ぼくが50、田中さんが50頑張ってもらえば、
100の力になるでしょ」ということで、
カイロに依存するんじゃなく、
普段、自分でメンテナンスすることが
大事なんだと聞きました。
それを聞いて以来、
朝晩の体操を欠かさないのは
言うまでもありません。
これで痛みのない生活が
維持できるのであれば。
ところで、「人が伸びるためには」
というテーマで書いていて、
今回で最終回なんですが、
今回は彼が成長した理由を
考えてみたんですね。
それはズバリ「信じる力」です。
(つづく)