こちらでは、ムンムン、ムシムシと(暑いなあ)と思ってたら、
急に雲行きが悪くなってバケツをひっくり返したような雨に
降られたり、と、予断を許さない天候が続いております。
みなさま、体調のほうは崩しておられませんか?
そんな中、週末は長男が所属する中学校の
親子野球がありました。
長男たちは3年生で、今は現役を
退いた立場にいます。
この親子野球は、別名、お別れ野球。
代々、この試合を最後に、長男たちは
中学野球部のユニフォームを脱ぎます。
この親子野球の見どころのひとつに
「子供が自分の親をバッターに迎える」
というのがあるんですが、
親子が対決!というときに必ず話題になるのが
親はどれくらい力を発揮するか、
ということです。
大きく2つの考えがあるようです。
「子供相手なんだから
大人げないことをするなよ」
と、手加減してやる考えと
「子供相手だからって、
手を抜くべきじゃない」
と、全力でぶつかる考えが。
私は、どちらかというと
後者の考えなんですけど、
小学校の時の親子対決では
長男は、ことごとく私に打ち込まれ、
たぶん、打率で言うと10割に近い
んじゃないかな、と思います。
過去のブログ でも、
ランニングホームランを打った
手加減のないオヤジの話を
書いておりました。
そのブログでも分かると思いますが、
長男は私に似て、とっても優しい心の
持ち主です。
ナイーブで傷つきやすいんです。
また、高校で親子野球があるかどうか分からないし、
そもそも野球を続けるかどうかも分からないし、
親として勝ち逃げしてもいいものだろうか、
という思いが頭をよぎりました。
中学最後の野球の試合で、
長男に花を持たせてやることも
親の務めなんじゃないかと。
その日を迎えるまで、そんなことを思いながら
球場に足を運びました。
集合時間より少しだけ早く球場に着きました。
その日は朝からやや曇り。
カンカン照りではないけど、
体を動かすには最適な天気に
なりました。
私も数年ぶりにグラウンドに立ちました。
スパイクの跡、ひとつ無いグラウンドが
とても美しく、思わずカメラを構えました。
ファインダーから目を離して、
あらためて景色を見わたしてみると、
自分が現役でやっていた
あの夏のことがよみがえり、
子供を想う親の気持ちを
完全に見失ってしまいました。
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