先日、町の車屋さんが事業所の
車イスや歩行器の点検に
来てくれました。
車屋さんの専務とは、家が
近所でいつもお世話になっています。
この専務、過疎化で寂しくなっていく
町を憂いて、「町を元気にしていこう」と
いう取り組みをたくさんしている人です。
その取り組みの多くは本業である
車屋さんの利益にはなりにくいもの。
つまり、「ボランティア精神」旺盛な
人なのです。
今日のこの点検も、「この時期は車屋も
ヒマなもんで」ということで、
町内の福祉施設を回っているようです。
そうかといって、もちろん本業をおろそかに
しているということでもなく、
全国各地のディーラーが競い合っている
「CS(顧客)満足度」2年連続1位、という
結果を残しているんです。すごいでしょ^^
さて、今日感じたことは、
「ボランティア精神」について。
ボランティア精神って、
まずはそういう気持ちが
ないとできないわけなんですが、
その気持ちがあることと同時に
なにかしらのスキルがあると、
輝きが増すなあ、と思ったわけです。
この場合は、車屋さんが車イスや
歩行器などの駆動系を点検する、
というボランティアでした。
学生が授業の一環で福祉施設を
来訪することがありますが、
そういう学生さんたちを
みなさんはどうしていますか?
初めての相手とは、学生のほうも
こちらも身構えてしまって、
つい、差し支えないことだけ
してもらっている、ってこと、
ないでしょうか?^^
学生さんの特長や得意分野を
知っていたら、もっともっと
有意義な時間を過ごしてもらえるのに、
って思ったことはありませんか?
私も昔はボランティア担当などを
したことがあって、そんなことを
悩んだりしたこともありました。
現場から苦情をいただいたことも(苦笑)
車屋さんだって、お茶出ししてもらうより、
点検してもらったほうが、抜群に存在感を
増すわけです。
東日本大震災のときも、震災直後は
医療チームが派遣されたり、
炊き出しでラーメン屋さんが団体で
出かけたりしてたことを思い出しますが、
何かしらのスキル、一芸みたいなものが
あると絶対良いよなあ、と思ったわけです。
んで、介護職も同じことが言えるような気がします^^