あなたの目標はなんですか?
職場の先輩の子供さんは高校2年生。
先週、TV放送もされたあるスポーツの全国大会に
子供さんの同級生が参加されたそうです。
その結果は、全国6位。
かなり良い結果でした。
さて、その翌々日。
大会から戻った同級生の
報告会がありました。
その同級生がどんな報告をしたかというと、
「最後に力不足が出てしまった」から始まって、
その後に出てくる言葉も課題ばかりだったそうです。
先輩の子供さんが言うには、その同級生は
スポーツはもちろん、勉強も優秀なのに、
けっこう自分の課題を口にしてる、という。
成長する人の資質って、こんなところにあるのかな?
と思いました。
「目標をもつことは大切」って、多くの人は言うけれど、
目標をもつためには、「自分の課題、成長したいところ」が
はっきり分かっていないとダメかな、と思いました。
例えば、「億万長者になる」と目標を立てたとします。
現在は、その目標に届いていません。
届いてないから、それを目標を立てるのです。
じゃあ今度は、なぜ自分は億万長者になっていないのか、
自分のどこをどう改善すればよいか、というところを
考えていかないとダメじゃないかな、ということです。
ちょっと億万長者の例えは唐突でしたね^^;
ただ、「億万長者になれない理由(課題)」を
自分ではない周囲に見てしまっては
自分の成長はありません。
「誰が悪い、彼が悪い」、「不景気のせいだ」。
でもでも、多くの人は自分の課題に無頓着で、
かえって他人の課題(弱み)に関心がいき、
「あの人、ここがダメ」って言うことが上手です。
「目標が見えない」、「目標が達成できない」のは、
「自分の課題が分かっていないから」だ、と
なんとなく、確信めいたものを持ちました。
お正月に1年の目標を立てた方も
いらっしゃると思いますが、
それは自分の課題から導き出したものですか?
どうでしょう。
私はこの言葉を手帳に書き記し、
これから、時々見返そうと思います。
あなたの目標はなんですか?
自分の課題に焦点を絞っていますか?
できないことを、まわりのせい、
人のせいにしていませんか?
私の目標「億万長者になる!」ではありません(笑)