3月も早くも第2週。3月は
別れと出会いの季節でもありますね。
昨日は、わが息子の所属するスポ少野球の
お別れ会がありました。
…しこたま飲みました(笑)
会の中で、卒業生の保護者から
一言、というのがあります。
何をしゃべるか、用意周到に
当日を迎えたのですが、
監督の言葉にジ~ンときてしまい、
酔いも手伝って、全くうまい具合に
しゃべることができませんでした。
かなり「良いこと、言うよなあ」と
思わせる内容だったのですが。
(これを、”自分に酔う”と言います(笑))
あまりに残念なので、
ここに披露します^^
きみたち、6年生は、どんな試合でも
”諦めない”姿を見せてくれました。
0-5と負けていた試合を最終回で
ひっくり返したこともありました。
負けはしたものの、最後まで諦めない
姿を毎試合見せてくれました。
君たちの”諦めない”姿から学んだことを
2つ言います。
ひとつめは、”諦めない”ようにするためには
どうしたら良いか。
点差のついた試合を諦めるのはなぜか、というと、
「その試合に勝てない」と考えるからです。
おそらく、その一点です。
点差のついた試合でも諦めないようにするためには、
試合結果のことは置いといて、
「投げてきた球を打ち返す」、「飛んできた球をさばく」
という、今、目の前にある課題に
真摯に向かい合う、ということだと思いました。
先のこと(試合結果)を気にするから
諦めてしまうのだと思います。
ふたつめは、”諦めない”ことで、
何が生まれるか。
今を諦めていない自分が、
未来の自分を支えることになります。
諦めず頑張った事実は自信を生みます。
「あのとき、これだけ頑張った」という自信です。
その自信は、今、この時に頑張った人だけが
得られるものです。
頑張らない人は将来にわたっても、
頑張ることができません。
頑張った過去がないからです。
頑張った過去の自分に支えてもらえないのです。
また、諦めないことで
後輩たちを勇気づけることができます。
後輩たちは先輩たちの闘っている姿を記憶します。
そして、自分たちが試合するときに
先輩の姿をなぞって闘うことができます。
諦めないことが、将来の後輩たちに
勇気を与えていくのだと思います。
そう考えると、「目先の試合結果」だけに
囚われて諦めてしまうことが、いかに
残念なことか。
君たちはこれから長い人生を歩んでいきますが、
どうぞ、この貴重な経験を活かしていってください。
…とまあ、こんな感じだったんですが、
文章にしてみると、非常に説教くさいですね(笑)
小学生には伝わらないだろうな。
実際に言えたことは、この10分の1
ぐらいでしょうか?(苦笑)
お別れ会のやり直し、できませんか?(笑)