先日司会を担当した披露宴で、
新郎さんのお父様の謝辞が
と~っても心に残ったんです。
お父様はこんなことを話されていました。
「北海道と九州。
両家の親は離れて暮らしています。
東京の地で新たな家庭を築き、
これから共に生きていくことを
決意したふたりに伝えたいことは
これだけです。
『とにかく幸せでいてください』
それが私たち両家の両親にとって
本当の意味での親孝行です」
離れて暮らす子供を案じながら、
紡がれたこの言葉。
きっと特別な言い回しではないのかも
しれません。
でも、それを話すお父様の言葉に
とんでもなく思いがこもっていて、
胸がジーンとしちゃいました。
何かこれまで恩返しのために、
あんなことやこんなことを
してあげたい。
子供から思う親孝行は、
そういうものかもしれません。
一転して親が思う本当の親孝行は、
子供が『幸せでいること』
本当にそういうものかもしれません。
人生の節目の大事な瞬間である
結婚式だからこそ、
シンプルに思いのこもった言葉の
力を感じました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。