先日打合せをした新婦さん。
手紙を読もうかどうしようかと悩む理由。
それは・・・
「緊張すると手が震えてしまうから」
そんな話をしてくれました。
手紙を持って読んでいる際に、
緊張で小刻みに自分の手が動く。
「手紙を読むことを想像するだけで、
ドキドキしちゃいます!」
そんな風におっしゃっていました。
私はご自身が緊張した時に、
客観的にどう見えるのかをしっかりと
認識している方だな・・・と、
感心していました。
あなたは緊張で、
手の震えを感じたことありますか?
私は・・・「あります!」
まずお伝えしたいのは、
「震えを止めようとしない」
ということなんです。
緊張して震えるということは、
筋肉に力が入っている状態です。
そこでそれを止めようとすればするほど、
どんどん筋肉に力が入ってしまい
状況は悪化するばかりです。
むしろその逆で「筋肉を緩める」
ことが必要になってきます。
前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、
私が緊張で手が震える時にやっている
方法をご紹介しますね。
それは・・・
「緩める体操をする」です!
やり方はと~っても簡単。
手の震えが気になるようであれば、
・手首を重点的にゆっくり回す
・手首をぶらぶらと振る
ゴメンナサイ。
拍子抜けするくらい簡単な方法で。
でもこれくらいシンプルな動きの方が、
緊張で身体がカチコチになっている時には
本当にちょうどいいくらいなんです。
あともう一つ。
これは心理的なアプローチになりますが、
「震えてもOK」と自分に許可を出す。
「震えないようにしよう」
と思えば思うほど、
どんどん自分の震えに意識が集中していきます。
「震えてもOK」と思うことで、
過度に意識が向きすぎずに
本来のやるべきことに集中できます。
ゲストの前で両親への感謝の手紙を
読むことを躊躇されていた新婦さん。
この話をお伝えしたところ、
「震えてもOKなら、
なんだか読めそうな気がしてきました」
そう言っていただくに至りました。
緊張による手の震えは、
結婚式に限らず人前で何かをする時に
意外とついて回ることかもしれません。
そんな時は震える自分にフォーカス
しすぎることなく、
身体を緩めながら震えに抵抗するのではなく
そんな自分を受け入れて、
本来の果たすべき役割が何だったのかを
思い出して素直な気持ちを伝えることが
本当におススメですよ。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。