披露宴後の新郎・新婦さんから、
メッセージや手紙を
いただくことがあります。
司会者の私にまで思いを伝えてくれる
その丁寧なお気遣いに、
毎回感謝の気持ちが溢れます。
先日こんなメッセージをいただきました。
「言いたいことを言語化」
そんな風に思ってもらえていたことが
とんでもなく嬉しかったんです。
ご縁があって人生の大切な節目である
結婚式をお手伝いをする身として、
私が何よりも大切にしているのが
「思いを言語化すること」なんです。
新郎・新婦さんにとっては
当たり前に思うことも、
ちょっと視点を変えてみると
それはすごいことだったり、
ありがたいことだったり、
色んな見方ができるものです。
さらにはこれまで培ってきたことも、
あらためて言語化することで
「ここまでよくやってこれたな、
頑張ってきたな自分」
と、自己肯定感が
さらに上がったりするもの。
正直結婚式をするにあたって
全然関係のないことにも思えますよね。
結婚式準備を通じて
過去を振り返ったり、
未来に想いを馳せる時間。
これは普通に日々を送っていると、
意外とありそうでなかったりします。
特に生い立ちやなれそめを聞いていると、
一見するとネガティブに思える経験を
色々してきたことなども聞く機会があります。
それがあったおかげで、
考え方やモノの見方が変わった!
そんな経験はことの大小にかかわらず
結構ありますよね。
私は新郎・新婦さんとの
結婚式に関わる打合せを通じて、
そんな時間を共有できることが
とにかく楽しくて幸せなんです!
それがダダ漏れしていたのか、
思いが通じ合ったのかは
定かではありませんが、
少なくとも自分が大切に思うことを
しっかり汲んでくれて伝わっていたと
知ることができただけでも、
「関わらせてもらってよかった~」
と、心から思えます。
新郎・新婦さんからいただいた
嬉しいメッセージから、
私が普段大切にしていることを
熱く語ってしまいました。
本日も結びまでお読みいただき
ありがとうございます。